COVID, 19日間ピックルボール・フィットネス・チャレンジ:4日目
本日は5/2/2020. COVIDー19(新型コロナウィルス )は、アメリカではピークを超えつつありますが、日本ではまだ感染者数も死者数も増えている様です。
私は自宅引きこもり生活51日目ですが、軟禁生活を初めてからほとんど毎日1時間半以上のエクササイズを続けています。オーバーワークアウトで筋肉痛で動きたくなかった日と、お腹の調子の悪かった日を抜かせばあとは毎日、1日置きにカーディオ日、ウエイト(リフティング)の日と交互に行っています。私はスポーツ関連の仕事をしてきたので、ジムやフィットネスクラブに行かなくてもどうやって1人でエクササイズをすれば良いのか分かりますが、ジムもフィットネスクラブも道場もクローズしていて、どうやってエクササイズすれば良いか分からない人もいると思います。そんな方々のために、アメリカ中からピックルボールのプロ選手やインストラクターたちが、ピックルボーラーのための補助エクササイズ(GPP=General Physical Preparedness基礎体力強化エクササイズ)を紹介してくれています。これはチャレンジとして、毎日アップされる動画のエクササイズを実際に庭やガレージなどで行い、それを写真や動画に撮ってPickleballist.comに送ると、優勝者にはピックルボールの各有名メーカーのスポンサーから賞品が贈られます。COVID19の名に因んで、1日1回19分間でできるエクササイズを19日間行うというものです。
各プロたちの紹介するエクササイズの質がとても良いので、ここでも紹介したいと思いますが、若いトップ選手たちの様にできなくても、ご自分でできる範囲で挑戦してみていただければと思います。
さて、本日は4日目のチャレンジです。
Day-4, Tyler Loongからの挑戦
本日のGPPエクササイズ提供者は、スポーツ/ピックルボール用品ブランドのVULCAN所属で世界トップレベルのプロ・ピックルボール選手Tyler Loongさんの登場です。彼も、他の多くのプロ選手同様6歳からずっとテニスを行い、テニスからピックルボールへ移行してきた人の1人です。現在27歳。これは全くの余談ですが、いつも思うのだけど、どんなスポーツでも世界のトップレベルの選手たちには美しい顔の人が多いと思います。このタイラー君もハンサムですねー!
上の動画解説
イントロダクションでは「今の様な状況の中で最も大事なことは、健康を保ち続けアクティブでい続けること」と言っています。
今回のドリル(練習種目)には、最後の種目でパートナーが必要なので、できれば同じ家の中に住んでいる家族やルームメートと行ってください。(コロナ対策で、まだ同じ家の中に住んでない人とは近くで接触しない方が良いため)
- T-drill – intervals of just one (this is good to focus on speed over endurance) 「正式名は分からないので自分はTードリルと呼んでます。インターバル・トレーニングで、スピードと持久力強化種目です」「前後左右に足を動かす事で、実際のゲームのシミュレーション的に動く事ができます。私は片側3回ずつ計6回行います。もちろんこまめに全速で走る事」とタイラーさん。
- V-drill – sprint to the corners and back to the center
「Vードリルと呼んでるスプリント種目です。動画を見れば分かりますが、名前の通りVの字に走るドリルです。これはサーブのリターンに有効なドリル、すなわちサーブのリターンをしたらそのあと直ぐにキッチンライン(ノン・ボレー・ライン)まで素早く移動するのに役立ちます。スピードと瞬発力強化ができます。」とタイラーさん。 - Jump roping – specifically single leg jumping, (I’m going to do 1 minute each foot) 片足縄跳び。「私は片足につき1分ずつ行ってます。ピックルボールは爆発的に飛び出す動きがたくさんあります。飛び出すのに必要な足の筋肉(特にふくらはぎ)を強化し、より瞬発的に、素早くボールが飛んでくる位置に移動する事が重要です。そのための爆発的なフットワークの練習です。
- Reaction and volley drill with a partner パートナーとともに行う、素早いリアクションとボレーのドリルです。
この4番は私個人的にとてもお勧めのエクササイズですね。ピックルボールのゲームに必要な一瞬の判断力と瞬発力と敏捷性を強化する事ができます。これはピックルボールに限らず、普段の生活においても、例えば戸棚の高い段にある缶詰を取ろうとしてうっかり缶詰が滑り落ちてしまった瞬間に、パッとキャッチできる様な俊敏な動きができれば良いですよね。
シンプルながら、とても有効なエクササイズ4点でした。