英語でコミュニケーション~2:ピックルボール86

こんにちは、Ayaです。
今回は前回に続き、英語でコミュニケーションをしようという記事です。まず、今回も上のタイトル写真の吹き出しが全て理解できる人は英語力問題なしなのでこのブログは読む必要ないかもです。
ピックルボールはアメリカから来たスポーツですから基本用語は全て英語。このスポーツはこれからもっと大きくなって行くはずなので、日本に住んでいる日本語のできない外国人や、外国から来たプレーヤー達とプレーする機会も増えてくると思います。

タイトル・イメージの意訳

上のタイトルイメージは(こちらでは写真やイラストなどをイメージと呼ぶことがよくあります)〜前回のブログのイメージ(イラスト)よりもも少しスラングを加えました。意訳するとこんな感じです。
Aya:I’m gonna kick your butt with my bad ass tornado serve! (私の超ヤバ竜巻サーブであなた達(対戦チーム)を吹き飛ばすわよ〜!)
“Kick your butt” は、よく日常会話で出てくるスラングで直訳するとお尻を蹴る、となり、もっとスラングではButt(お尻)の代わりに”Ass(ケツ)”を使いますが、例えば私なら親しい友達同士なら”Kick your ass”というけど、公共PBallコートに沢山年上の人達がいたら”Kick your butt”。これならソフトなスラングなので問題ありません。そして意味はどちらも蹴散らすとか踏んずけてやるぞとか、上の場面の場合は”余裕勝ちするわ”みたいな意味です。なので、年上の人達がいる場合は、ジョークのつもりでも”あなたを負かしてやりますわ!”みたいな事は言わない方が良いですね。 次に”My bad ass tornado serve”。Tornadoは竜巻。この場合はMy bad butt tornado serve”とは言いません。”Bad ass”で一つの熟語、超クールという意味ですが、日本語の感覚では、すっごい良い、というときに「超やばい」とか言ったりしますね。この、良い意味での”超やばい”と似た感覚で使います。

Ayaのパートナー:You are using a wrong paddle, Aya.(アヤ、パドルが違うんだってば)

対戦チームの白系シャツ:Hey that’s the foot fault ! (あーーー、フット・フォルトだよ!)”the”はなくてもOK. theをつけるとフットフォルトの”違反”を強調したニュアンスとなる。
And you are hitting ball from above waist. That’s illegal !(それにボールを腰より上から打とうとしてる。それ違反だよ!!)

対戦チーム黄シャツ:Yup, you stepped on the base line.(ほんとだ、君ベースラインを踏んでるよ)YupはYesの俗語。

もし外国人がプレーしたいと言ってきたら?

最近アメリカの旅行者は旅先でもピックルボールをしたがる傾向があります。その理由の一つは、最近はアメリカ国内なら色々な場所に公共またはホテルなどにピックルボールコートがあり、プレーヤーは初心者でも上級者でも、他人同士すぐに一緒にプレーができるから。テニスだと敷居が高く、他人のグループに一緒にプレーさせてと言って加わる人はほとんどいません。私のPBall仲間も「日本に旅行に行くならぜひついでに日本の人たちとプレーしたい」と言ってます。では、この人達が皆さんのクラブにやってきてプレーさせてと言ってきたらどうしますか? 会話はこんな感じになるかも・・・・

Bob「Hello, my name is Bob. May I join you?」(ハロー、私はボブです。私も仲間に入れてもらえませんか?」
Aya「Hi Bob, I’m Aya. Nice meeting you. Sure、do you have your paddle?」(ハイ、ボブ。私はAya、宜しくね。もちろんよ、(自分の)パドルは持ってる?」
Bob「Yes I have my paddle. 」(うん、マイパドル、持ってます)
Aya「Cool, OK let me introduce other players. This is Yoko and this is Ponta. Why don’t you team up with Ponta?」(ナイス。(Coolはナイス!と同意語だけどナイスより今っぽい)OK まず仲間を紹介するわ。こちらがヨーコそしてこっちがポンタ。あなたはポンタと組んだら良いわ」”Why don’t you ~~?”は決まり文句で”〇〇したらどう?”という意味です。Don’t が入ってると”〜〜しない”といった否定文に感じますが、これは例えば日本語で「ねえねえ、ピックルボールしたくなーい?」みたいな感じです。Why don’t you~~? は日常でとてもよく使う言葉なので覚えておくと良いですね。

ピックルボール・プレー開始前の英語のコミュニケーション

さて、アメリカ人のボブがやって来て私とヨーコちゃんとポンタくん四人でゲームをすることになったわけですが、私たち三人は中級レベルなので私はボブに「We are at about intermediate level. 」(私たちはだいたい中級レベルよ)と伝えました。自分たちが特に初級レベルだった場合で、ボブが中級か上級かもしれない場合は「I am a(we are) beginner(s)」と伝えるのがエチケットです。ボブが中級か上級だったらプレー始めてから”なんだみんなビギナーじゃないか”と驚かなくて済むからです。
反対に自分達が上級レベルの場合は相手から聞かれない限り「We are at advanced level」(私たちは上級です)などとこちらから先に言わない方が良いです。自慢げに聞こえるので。ボブが中級以下ならひるんでしまうか、なんか意地悪く聞こえてしまいます。いずれにせよゲームを始めればすぐに互いのレベルが分かるものですが。

ゲームのスタート時
ゲームのスタートは誰か1人が開始の言葉をかけると良いでしょう。
Aya「OK, let’s get started !(さあ始めましょう!)」とか「Game on !(ゲームを始めましょう!)」とか「OK, let’s begin!(さあ始めましょう)」「Is everybody ready? OK, let’s start !(みんな準備はいい? OKさあ始めましょう!)」などなど。このように”さあ始めましょう”にも色々な言い方があります。 私は自分がゲーム最初のサーバーの時はよく「Game on! Zero-Zero-Two !」と言ってスタートします。
初めて参加した人とゲームを始める場合は、サーバーが誰なのかを初めて参加の人(ボブ)に伝えましょう。
「I am a server.(サーバーは私よ(です))」とか「I will start(私から始めるわ(始めます))」とか「Ponta is a server(ポンタがサーバーよ)」など。もしボブにサーブを始めて欲しければ、上記で解説した”Why don’t you~?”を使うのが一番自然かと思います。
Aya「Bob, why don’t you start ?(ボブ、あなたから(ゲームを)始めてね。)」
または「Bob, do you want to start?(ボブ、あなたから始めたら?)」〜これは日本の英語の教科書なら「ボブさん、スタートしたくないですか?」と直訳が書かれる気がしますが、現代口語英会話ではボブに”スタートしたくないか”と選択を求めるのではなく「ボブ、あなたからスタートしてね」という”こちらが決めた事を相手にやってもらう”というニュアンスの方が強いです。「Why don’t you~?」もやはりこちらが決めた事を相手に勧めるという意味合いがあります。とはいえ、日常で普通に使う会話なので、これは年上の人とかにも使ってOKな言い方です。”上から目線”というイメージはほとんどないのでご安心を。
昔のイギリスとかだったら「Would you mind to start?(宜しければあなたからスタート(サーブ)していただけません?)」みたいに言うかもしれません。私も相手が全員70歳以上とかで4.0以上の上級レベルのシニアの方々とプレーさせてもらう時などは少しのジョークとリスペクトとチャーミングなイメージをミックスして「Would you mind to start, Mr. Smith?(スミスさん、あなたから始めていただいても宜しいですか?)」とかちょっと演技っぽく言う事はあります。特に会話がイギリスよりもカジュアルなアメリカ人達はこれを聞くとみんな、私がその場に不釣り合いに礼儀正しいのでアッハッハと笑い出し、場の雰囲気は一気に和らぐと言うこともあります。でも普通のゲームのスタートならこんなに礼儀正しく言う必要はないです。返って不自然になってしまいます。

プレー中の英語のコミュニケーション


プレーが始まれば、あとはプレー中に必要な英単語を覚えておけば最低限のコミュニケーションはできます。
確実に知っていなければならない言葉は
* In と Out: 相手チームから飛んできたボールがベースラインやサイドラインより外(アウト)なのか内側(イン)なのか。この自己判定を告げる機会は1ゲームにつき何度も出てきます。ちなみにアウトの場合は、パドルを持ったない方の手の人差し指だけを立ててその腕を上にあげる動作も”アウト”のゼスチャーとなります。これはテニスで行うアウトのゼスチャーなのでテニスから頂いたものなのでしょう。
「It was “In” !」とか「This was “Out” !」などとみんなに聞こえるようにはっきり伝えます。 ”In”をカタカナ英語の”セーフ”と言っても(発音が)通じない事が多いので注意してください。

* Side out : サイドアウト。これはサーブ権が別チームに移った時に言う言葉です。時々サーブ権がどちらチームにあるか分からなくなっちゃう時があります。そんな時に”ちゃんと覚えていた人”は「Second server」とか「Side out」などと声をかけます。

* ”Me” “You” “Go”:これなら英語が喋れない人でもみんな知ってるし言える単語ですね。この3単語も頻繁に使います。相手チームから飛んできたボールがセンターライン中央に来た時は、左右どちらのプレーヤーが返球するのか、一瞬互いに引いてしまって打ちそびれる事がよくありますよね。例えば私&ヨーコのチームで2人とも右手にパドルを持っていて私がネット向かって左にいた場合、通常はセンターライン側にパドルを持っている人が打つ訳なので私は「Me !」とヨーコに掛け声をかけて私が返球します。「私が打つわ!」と言ってる暇がないのでただ「Me!」とだけ言うのです。あるいはヨーコが私に「You!」(Aya打って〜!)と言います。 Go は”行けっ!”と言う意味で使います。私がスマッシュし易いロブボールが私の方に来た時などにヨーコが私に「Go!」と言ったりしますが、「行けーっ!」とか「今だ、やれーっ!」などといった意味です。あるいはさっきのセンターライン中央の、どちらが拾うべきか紛らわしい強いボールが来た時などにも、私がヨーコに「Go」といえば「あなたが打って!」と言う意味になります。

* ボブから「Nice play!」とか「That was a great shot!」とか褒められたら「サンキュー」と言いましょう。また、1ゲーム終了後は四人がネットに集まってパドル同士をタッチさせて、一緒にプレーしたみんなに「サンキュー」と言います。

* 「サンキュー」と言うのは礼儀正しくて良い事です。しかし反対に「ソーリー(Sorry)」と言い過ぎるのはできる限り控えましょう。上のシャツでは”There’s no sorry in Pickleball”と書いてあります。”ピックルボールではソーリーはないのよ”と言う意味ですが、レクリエーショナルで初めてプレーする人同士特に初心者の方々は、失敗する度にチームメートに「すみません」と詫び続けてしまいます。私も時々うっかり謝り続けたりします。でもこれはピックルボールでは”一々うるさい”イメージになります。謝ったところで起こった出来事が変わるわけでもないし相手の気分が盛り上がるわけでもありません。要するにピックルボール・プレー中にソーリーということは、自分の気持ちに「一応謝った」と言う言い訳ができる以外には全く意味のない言葉なので、ソーリーと何度も繰り返すパートナーにイラつくと言う人も少なくありません。では、どんなシチュエーションで”Sorry”と言った方が良いかと言うと、自分の打ったボールがたまたま相手チーム・プレーヤーの体にバシンと当たったなどの場合は、規則上は打ちそびれた相手が悪いわけだけど、エチケット上「I’m sorry」と言うのは良い事です。

外国人とのコミュニケーションは、口よりも身振り手振りが有効です。
ゼスチャーを交えながら是非ピックルボール英会話を楽しんでください。



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