新型コロナウィルスについて3/10/2020

  • 2020年3月10日
  • 2021年2月2日
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3月10日、2020年時点のデータ

Nikkei Asian Reviewの世界のコロナウィルス拡散状況をタイムリーで見れるリンクページはこちらです。非常に見やすく分かりやすいマップ形式のデータで、数値は毎日更新される様です。

今週から2週間に渡って、カリフォルニア州のパーム・スプリングスにてテニスの大きなイベント”インディアン・ウェルズ”が開催予定でした。私も飛行機で明日パーム・スプリングスに行こうという前日の夜、インディアン・ウェルズからメールが来て「コロナウィルスのため全イベントは中止」とのことでした。ラファエル・ナダールやジョコビッチといった世界トップの選手たちは既にパーム・スプリングス入りしていました。突然のドタキャンとなり、選手たちはせっかくだから数日パーム・スプリングスでゆっくりして行こうという感じの様です。パーム・スプリングスは暖かな気候で、老後をここで送ろうというリタイヤ(ご隠居暮らし)の方々がたくさんいます。数千万人単位で人が集まるテニスイベントで、屋外イベントとはいえ、高齢の方の多い場所でのイベントなので、キャンセルは当然の当然というところなのでしょう。

新型コロナウィルスはいつから騒がれ始めたか?

•最初の報道は2019年12月31日13時41分
•もともと”コロナウィルス”と名付けられたウィルスは1960年代に発見された。
”コロナウィルス”とだけいっても、動物同士で感染するものなど含め、実は何十種類ものコロナウィルスが存在する。その中で人間に感染するコロナウィルスは7つ。
•2020年1月中旬よりコロナウィルスによる死者の発表がされる様になった。
•1月中旬までは、中国武漢からのニュースがほとんどであったが、2月以降になってその他のアジア、アメリカ、ヨーロッパ(主にイタリア)、中近東(イランなど)などに拡散していった。
•アメリカでは2020, 1月15日に国務省がコロナウィルスの警告を出す。

ウィキペディアによる国・地域毎の2019年コロナウイルス感染症流行状況 ここをクリック

本日2020, 3月10日のWHO発表のデータによると、全世界で発症者は113702人で24時間以内に4125名も増えています。同じく全世界で同ウィルスによる死者は4012名で、24時間以内で203名も増えています。この24時間以内で新しく5つの国に発祥者が出ました。3月9日の昨日は、株が大暴落し、市場は大荒れでした。

このウィルス脅威はまだしばらく続きそうです。私は4月に訪日を予定していましたが、当然ながら延期です。

マスクの必要性?

アメリカではマスクをしている人はほとんどいません。いたとしたらチャイニーズの人くらいです。マスクは、自分が風邪を引いているから咳やくしゃみで他の人に菌をばら撒かないエチケットでは良いと思いますが、こちらでマスクをかけている人を見たら、風邪引きとかなんかウィルスを持ってるからマスクしてるのだと思って皆んな怖がって近寄らないでしょう。

また、健常者なのにマスクをすれば、そのマスクにウィルスや菌がついたり、菌の着いた手でマスクを触ればマスクも菌だらけになってしまいます。なので、こちらでは基本的にマスクの必要性は訴えていません。

それよりも、常に手を洗う、手を除菌、消毒する、うがいをする、人混みに行かない、などの予防が一番です。
友人が”コロナウィルス予防の正しい手洗いの方法”の図を送ってくれました。
こんなに丁寧に手を洗う時間はないかもしれませんが、転ばぬ先の杖、なるべくしっかりとした手洗いを心がけたいですね。

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