ピックルボールを毎日した
今まで私はピックルボールもテニスも週1回だけだったのが、昨年暮れ頃からはマウイ島でほとんど毎日ピックルボールを行いました。途中2回ほどカリフォルニアに戻りましたが、それ以外はずっとハワイで毎日2〜3時間PBallをしました。その結果は、腕が上達した〜〜のなら良かったのですが、単に”腕を痛めた”という情けないオチになりました。トホホ・・・泣
なんでもやり過ぎると壊れる
世の中は複雑なことでいっぱいですが、これに関しては単純に、なんであれ”やり過ぎると故障する”のです。
食べ過ぎ、飲み過ぎ、働き過ぎ、遊び過ぎ、運動し過ぎ。。。。やり過ぎはどれも体に来ます。
でも・・・・ピックルボールは・・・・分かっているけど楽しくてやめられない！
だって、朝起きてベッドルームのカーテン開けたら直ぐその目の前でピックルボールコートでプレーしてる人たちが見えて、どの顔も仲良しの常連さん達で、、、、。 なのでついつい腕や肩が痛くなってきてもまたPBallに行ってしまう私でした。
最近は朝起きてベッドサイド・テーブルのボトル水を取ろうとしたら腕に痛みが。。。。 レンタカーの運転席から腕を伸ばして後部席のジャケットを取ろうとしたら肩に痛みが。。。。
ここ数日はPBall行く前に痛み止めを３錠飲んでからプレーしてましたが、それでも痛くなってきたので、流石に焦り始めました。
週2〜3日行くお気に入りのレストランのバーテンダーさんはウインドサーファーで、私のアイボーと話が合うのですが、その彼が紹介してくれたのが、PEMFという療法です。
PEMFとはなんでしょう？
PEMFとは “Pulsed electromagnetic field” セラピーの略語です。と言っても？？？な方がほとんどかもしれません。これを日本語にするとパルス電磁場というそうです。それでも？？？の方が多いかもしれません。この電磁場を利用したもので、馴染みのある言葉に病院で行うMRIという検査があります。日本語では磁気共鳴画像診断というそうです。MRIは極端に言えば大きな磁石の中に人間の体を入れて検査を行うわけですが、この場合は人体が外部から磁石の力を感じることはありません。PEMFはMRIより磁気は弱いですがMRIと違って磁場が直接体の組織に浸透するそうです。殆 どの場合、電界、 磁 界 、電磁 界 は場(field)又 は波(wave)として認 識 されますが、 電磁場は電界 と磁界の形態で存在するエネ ルギーのことです。アメリカのNASAでも使われているPEMF療法ですが、こちらでは薬を使わない自然療法の一部として医療関係だけでなく美容やフィットネス、スポーツの分野でも扱われています。電磁場が体の神経、筋肉、関節などに届き、電磁気の刺激を一定の脈音（パルス）に乗せて送り、それにより傷んだ箇所、疲労した箇所、故障している部分などを修正または強化します。
ちなみにアメリカでは各スポーツ界のセレブ達もこのPEMF療法を受けています。有名なところでは、バスケの元LAレイカーズのシャキール・オニール選手など。
ピックルボールで体を痛めてしまう
テニスやピックルボールなどのラケットスポーツを頻繁にあるいは激しく行えば、いずれ筋肉だけでなく上の図のように様々な箇所を故障しがちです。若い時はかなりの無茶も体は受け止めてくれたけど、40代過ぎた頃からはリカバリーも思うように行きません。ピックルボールのし過ぎで腱鞘炎になったりテニス肘になったり膝やアキレス腱や肩や腰を痛めたり、、、というのをここマウイのピックルボール・コートでも毎日耳にします。それらの殆どの症状にPEMFは少なからず効果を見せてくれるようです。
上のイラストは、PEMFで修正や強化、促進ができる体の各部所などです。オールマイティーにかなりの部分を良くさせる事ができるようで、先述の通りプロスポーツ選手たちの多くもPEMF療法を利用しています。とはいえ、本当のところは、電磁場の人体への治癒度等まだ科学的根拠やデータが乏しく、従ってPEMFはまだ医療とは言わず”療法”（セラピー）の位置付けとなっています。
私の体験談：機械１：マッサージチェアー
さて、私がアイボーと実際に行った体験談をお話しします。通常は初めての場合30分間無料トライアルなのですが、私もアイボーも結構切羽詰まってたので「無料トライアルは必要ないからいきなり普通のセッションしてくれー」と言ってフルセッションを予約しました。
セッションは4つの機械をそれぞれ１０〜１５分ごと使用します。
機械１：ハイテクマッサージチェアー15分間
このマッサージチェアーはすごい！ 普通のマッサージチェアーの機能は全てあり、その他に、ほとんどフルフラットまでリクライニングし、腕や足はエアープレッシャー(空気圧)で腕（足）の両側から圧迫をかけてくれ、なんと足の指を1本1本揉みほぐしてくれる機能まであります。次の写真は私が行ったサロン”Body Renewed Hawaii” のサイトから拝借。私とアイボーもこんな感じで2人斜めに並んでリラックス。気持ち良すぎてすぐに眠くなりました。
上の写真：私たちが体験したこの機種はMedical Breakthrough Massage Chair 8 と言いますが、重力をほとんど感じないで雲の上に浮いているような感覚になります。15分と言わず1時間くらいこの椅子で寝ていたかった！
上の写真：引き続き同じマッサージチェアー。フルフラットになるだけでなく、体を湾曲に反らせることもできます。この体をそっとストレッチさせてくれる感覚もすっごく良かったです。さらに超静か。私の我が家にもマッサージチェアーはありますが、アイボーと「これに買い替えたいなー」と誘惑に駆られました。でも値段が100万円以上！！！ こりゃ無理です・・・・泣
機械２：PEMF セラピー
マッサージチェアーの後はいよいよ本命のPEMFのマシンを使ったセッションです。次の写真がその機械。なんか音楽機材を飛行機で輸送する時のペリカンケースみたいです。なんとなく手作り感のあるシンプルなデザイン。でもこのPEMFのマシンとしてはアメリカでも最もパワフルなものだそう。
マシンの写真だけだと大きさが分からないので、上の写真をBody Renewedのサイトから拝借してアップします。私もこの写真のリクライニングチェアーに座りセッションを受けました。背中部分に強い磁石が数個入ったパッドを置き、同じく磁石の入った丸い輪っかを直したい局部の近くに持ってきます。私の場合、右肩から右の上腕が痛かったので、輪っかを左手で持って右肩近くに添えます。私の肩や腕は背中の磁石と輪っかの磁石の間で磁石のサンドイッチになり、一定の脈音（パルス）に乗って電磁場がビクッビクッと神経内部に刺激を与えます。その脈音は結構大きいです。次の動画が実際に試している人たちのものですが、14分間と長いので適当に飛ばしながら見てください。私の場合、このPEMFは15分間行いました。感覚的に言えば、鍼治療の針がチクッチクッと神経に届く、、、、その感覚を、チクッではなくてビクッくらいの大きさのショックです。この機械そのものの脈動する電場のボリュームは変えられないので、磁石と背中の間にエキストラのパッドを何枚か入れたり減らしたりして電気神経刺激量を加減します。
このビクッが結構痛いのでその分「効く効く」という感じ。
機械３：振動マシン
3つ目はブルブルのバイブレーション・マシンです。たまにフィットネスクラブなどにもこれと同じ用途のものが置いてあり、それらはバランス感覚強化とともに脂肪燃焼なども狙った目的で使われ私も好きなマシンです。
今回は裸足でこのマシンの上に立って10分間様々なバリエーションのバイブレーションが足から体全体に伝わるのを楽しみます。この縦揺れ横揺れの強いブルブル感が楽しいです。体のバランスを整えたり骨の強化、筋肉の質を整えるなど色々な効果があるとか。でもこの10分間のブルブルが強かったので、終わったら次のセッションの前にトイレに行きたくなりました。笑 バイブレーションは、勿論強さを加減できるはずだと思いますが、私の場合は結構強めに設定されてたのでかなり強力なブルブル感でした。
機械４：水圧ジェットベッド
最後は水圧ベッド。水圧ジェットベッドは私が勝手に名付けました。Body Renewedのサイトではハイドロ・マッサージとあります。ハイドロは水の〜という意味。強力な水のジェット噴射で体をほぐしてゆくというベッドで、こちらも10分間。上の写真が私が実際体験したベッドですが、違うメーカーで同じ用途の日本語の解説動画があったのでこちらにアップします。35秒目くらい以降から日本語でおじさんがお話ししています。こちらはPEMFと比べると、ちょうど良い圧力の筋肉ほぐしマッサージを寝ながら体験という感じで気持ち良いです。でもこれはかなりジェット水の音がガーガーとうるさかったので眠りにはつきにくいかな。
というわけで、2人で約1時間半。本当は30分フリートライアルのはずだったけど、ちゃんとフルセッションを頼んだのでお金を払おうと思ったら「地元の人の紹介だし、今日はタダです」と！ まあ、2人で1時間半バッチリでタダとは！ 普通なら1回のセッションは＄６５ドルです。これでもめちゃ安だと思います。PEMFの部分だけで＄７０くらいとっても良いんじゃない？と思ったくらい。なのでアイボーと2人で6回分のパッケージを購入。すっかり気に入った私たちでした。
もしPEMF療法をやっているところを見かけたら是非チェックしてみて下さい！ オススメです！
Aya