こんにちは。まだハワイのマウイに延長滞在中のアヤです。少々仕事があり、そしてクリスマスが目前のため、近々帰国、、、じゃなかった、帰宅を考えています。でもクリスマスが終わったらまたマウイ島に戻りたいと思っています。
さて、私はいくつかの地域の”ピックルボール・ポータル”、とでも言うか、ピックルボールのオンライン・コミュニティー・ネットワークに参加しています。そこでは、ピックルボールに関する地元の色々な連絡事項や情報や通達などを入手できます。
昨日そのネットワークの一つからメールが来て「2021年のルールでサーブのルールが一部新しくなりました」との報告があったのでここでもお知らせします。
これはUSAPAの公式ルールブックの2021年版に関するもので、全80ページ以上に渡って変更や新ルールが記載されています。
この新ルールは2021年1月1日より適用が開始されます。
サーブに関する2021年版新ルール2点
上の写真は、このマウイのコートでお友達になったサモア人のプレーヤー、マカナのサーブ写真です。では、サーブに関する今までのルールと新ルールを2点紹介します。
1: 2020年までの旧ルール:サーブはバウンスなしで打つこと。
2021年からの新ルール:サーブは1回バウンスさせてから打っても良い。〜ボールを一度地面に落としてから、跳ね返ってきたボールを打つサーブでもOK。(バウンスなしでも良いし、バウンスさせても良い、の二者択一のオプションができた)
2: 2020年までの旧ルール:サーブしたボールがネットに触れてから斜向かいの相手サービスコートに入った場合(Letと言います)、サーブやり直し(テニスのルールと同じ)。
2021年からの新ルール:サーブしたボールがネットに触れてから斜向かいの相手サービスコートに入った場合はインとみなす。〜やり直しなしでそのままプレー続行。
*この2番目のルールは、他のラケットボールのサーブでもたまにあるルールの様ですが、私の個人的感想としては「ピックルボール人口があまりにも増えて来て、どのコートもいつも待ち時間が多い。今までの”ネットに触れた〜サーブやり直し”では余計に時間をとってしまう為、ネットに触れても相手のサービスコートに入ればそのままゲーム続行にしてゲームの回転を早める様にしたのでは?」と思いました。ちなみにピックルボールのサーブの持ち時間は10秒間です。
また、”サーブしたボールが相手チームのキッチンに落ちた場合”は今まで通りアウト(ファウル)で、サーブ権がセカンドサーバーか相手チームのファーストサーバーへ移行します。(ルール変更なし)
もう一点、変更じゃないけど、こんなルールもあるよと言う話
上の写真は”ピックルボール59”で紹介した9歳のプレーヤー、チャーリー君がボールを打とうとしているところです。が、ここではチャーリーではなくピンクの丸印に注目。これはパーツになっている組み立て式の簡易ネットの部分ですが、こういった簡易ネットの場合、写真のようにネットの中央に支えの足(?)つきスタンドがつている場合があります。このTの字を逆さまにした支えの部分に注目してください。
例えばの話、チャーリーが打ったボールが相手コートに入り、中央スタンドのTの足の部分にカツンと当たって、その為ボールがあらぬ方向に跳ね返った場合のルールはどうなるのでしょうか?(次の写真参照)
答えは”そのポイントのサーブからやり直し”です。
簡易ネットはあくまでも”簡易的”なものであり、本来のネット(常設ネット)にはこの様なT字の足のような出っ張りはない筈です。なのでそこにボールが当たって予想外の方向に跳ね返れば、これは”アクシデント=故意ではなく起こった事”、すなわち本来起こるべきで無い事なので、やり直しとなるわけです。
まあ、このようなケースは滅多に起こることがありませんが、知っておいて損はないルールの一つです。
ちなみに上の写真の矢印の、ネット両端のポールに当たったボールは、”コートの外”なので、その球を打ったチームの失点(アウトボール)となります。
ところで私はピックルボールの中級レベルの一(いち)プレーヤーに過ぎず、エキスパートでも指導者でもありません。このブログを通じて自分自身も学びながら成長して行きたいなと思いながら書いています。
もしピックルボールに関してご意見やご質問、リクエストなどありましたら私までメールをください。質問なら分かる範囲でお答えするか、仲間に聞いてみんなで解決したりしたいと思います。私のメールは aya@pickleballjp.com です。
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ではでは。