ピックルボール・6、アメリカでピックルボールに参加する方法

ハワイのマウイ島のピックルボールの会に初めて参加し、内、数人に「記念に写真撮って良いか?」と聞いたらそこにいた全員が集まってくれた。ピックルボールのプレイヤーは皆んなすごくフレンドリーだ。

アメリカでは誰でもすぐにピックルボールに参加できる!

ピックルボール・その4で、私の家から車で30分圏内にピックルボールのコートは15個所もあると書きました。分かりやすいようにマップも作りました。ほとんどは公営施設ですが、中にはプライベートのテニスクラブやスポーツ施設に設置されたものもあります。その他に、私のアイボーの家族の家みたく、一般住宅の敷地内にピックルボール・コートを作っちゃう人もいたりします。カリフォルニアはほぼ一年中カラリとした陽気の土地なので、テニス同様屋外でピックルボールをいつでも楽しめ、私は”やらなきゃ損”な、恵まれた環境にいます。

今回は、私の経験をもとに、こちらではみんなどうやってピックルボールを始めたり仲間を作ったりしているのかを書いてみます。

*まずネットで自分の住むエリアと”Pickleball Meetup”と検索します。私はサンフランシスコ郊外のベイ・エリアという地域に住んでいるので”Bay Area Pickleball Meetup” と入力すると、ドドドとmeetup.comのピックルボール会(ここではピックルボールの集まりをこう呼ぶことにします)〜の地区別情報が見られます。その中から自分の家から近いところのMeetupをクリックすると、何月何日の何時から何時まで何処どこのコートでピックルボール会がありますよというお知らせを見ることができます。次の写真は、シリコンバレーのサンホセのミートアップの告知。”Bay Pickleball”という団体主催の会が 1/17の11時からありますよと書いてあります。またよく見ると、この団体に登録しているメンバー数は1506人とありますね。結構多いです。

”Meetup”ミート・アップとは、まず誰かが思い立って何らかの集まりやイベントを企画します。それをオンラインに告知し、知らない人同士が集まってイベントを行うというものです。トレンディー・バーのハシゴの会であったり、ハイキングの会であったり、討論会であったり、車愛好家の会であったりと内容は何でもあり。参加費の有無はオーガナイザーが決め、それは”Meetup ”の告知ページに明記されます。基本的に営利目的ではなくコミュニティーやコミュニケーション、ネットワーク、レクリエーション等の推進が目的です。要するに、同じ興味や情熱を他人とシェアする会、仲間作りの会と言えます。

一人ではできないピックルボールなので、私のような独り者はまずここからスタート。Meetupの告知欄に特記がない限りは、通常予約とか申し込みとか無しに予定の曜日と時間にコートへ行ってみれば、次々とそこに人が集まってきます。私は海外生活30年近くて、何というか、、、、非日本人的なズーズーしさ(笑)が身についてしまっているので、、、ハハハ、、、初めての会とかに行くのは全然平気、なのですが、ちょっと人見知りをする方には度胸が必要かもです。

パドルは皆んな自分のを持参しますが、私は最初の1〜2ヶ月はどんなパドルを買って良いのかわからなかったので、毎回オーガナイザー(主催者)の人が余分に数パドル持ってくるのをお借りしていました。確かここでは1回100円レンタル料払ってました。他の参加者から無料で貸してもらったこともあります。また、その会によっては参加費を一回4〜5百円とることもありますが、それはほぼ99%主催者が自治体にピックルボール専用コート設置要請を出して、頑張って地元に専用コートを作ろうとするための運動資金集めが目的です。なので誰も文句言わず喜んで払って(協力して)います。

さて、コートに着いたら、先に来ていた人に「あのー、ピックルボール参加したいです」というと、ピックルボールの人たちは皆んなすごーーーーーくフレンドリーなので「オー、ウェルカム(ようこそ)!カモン、レッツ・プレイ・トゥギャザー!(さあ、一緒にプレイしましょう!!)と言ってくれます。大抵、初心者か中級か上級かと聞かれるので、上級との自覚がない限りは初心者ですと言っておけば間違い無いです。初心者には皆んなとても親切で間違えてもやり直しをさせてくれたり、ゲームをしながら色々とアドバイスしてくれます。

このピックルボールの会(集まり)は、ネット検索できるミートアップは実は一部で、オンラインでは見つけられない地元の集まりがたくさんあります。これは地元の人しか知りません。これらに参加するには、まずオンラインで見つけたミートアップに何度か参加している内に、常連と仲良くなってきます。雑談ができるくらいの仲になると「君の家から20分くらいのXXエリアの公営コートでは毎週水曜の午後4時から夕暮までと土日の9時から12時まで初級と中級の会をやってるからおいでよ」「あー、それに〇〇町のコートでは月曜の3時からと火曜の5時からクリニックをやってるよ」などの情報を教えてもらえます。こうして教えてもらった会に顔を出すと、だんだんとピックルボール仲間が増えてきて、色んな会に誘ってもらえるようになり、自分もいつの間にかピックルボール・コミュニティーの一員になるのです。

初めはまずは”習うより慣れろ”で、とにかくピックルボールを(相手がいて可能であれば)毎日でもやりまくりましょう。何ヶ月かするとそれなりにできるようになり、ゲームが面白くなってきます。ゲームに勝てば面白さは倍増。中級になってきたら、今度はテクニックや戦略などを少しずつ学び始めます。また、中級以上のプレイヤーなら、世界のどこのピックルボールの会に行っても喜んで受け入れられ、すぐにゲームの仲間に入れてもらえます。

私は今中級レベルです。それでもどこの都市に行ってもピックルボールの集まりがあって顔を出せば、どこでも仲間に入れてもらえます。 
皆んなピックルボールをもっと普及させたいと思っているので、新しい仲間はいつも大歓迎のようです。





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