ツーハンド・バックハンドのティップス:ピックルボール52

バックハンド動画解説

今日はピックルボールのツーハンドでのバックハンドについてお話しします。
ピックルボールのバックハンドのテクニックは、基本的にはテニスとほとんど同じです。次の動画はツーハンドのバックハンドの技術を分かり易く解説してくれています。解説は、アメリカプロ・トップ・プレーヤーの1人Simone Jardim さんと、そのゲストCatherine Parenteauさんです。キャサリンさんはシモーンさんの生徒さんで、アメリカチャンピオンにもなっており、現在はフロリダでピックルボール・インストラクターをしています。

Check out Simone’s You Tube Page here !
Thank you Simone and Catherine for the great informative video !

女性のアッパーボディーは男性より40%弱い

ツーハンドのバックハンドは、テニスでは結構男性にも見られますが、ピックルボールでは、ツーハンドで打つ人は圧倒的に女性が多いです。この動画でもキャサリンさんが、ツーハンドを行う1番の理由として挙げていますが、両手で打った方が片手よりパワーが出るためです。男性は片手でも利き腕と同じくらいのパワーショットが打てる人が多いのかもしれませんね。

“平均して女性の上半身は男性の上半身より40%ストレングスが弱い。女性の下半身は男性の下半身より33%弱い”  ~ American Physiological Society からの科学的データ

なので、特に女性は利腕ではないバックハンドは両手で打った方が強いストロークが打てるわけです。

さて、動画ではシモーンさんが「私はテニスのバックハンドはいつも両手だったので、ピックルボールに移行してからも両手打ちが自然だった。また、両手打ちの方が安定とコントロールがし易かった」と言ってます。

動画解説

解説は動画の通り、右利き(右側がフォアハンド)を前提で解説しています。

1:00分目から〜 動画解説始め「ツーハンドのバックハンドで一番多い間違いは、添えている手(右利きの場合は右手)の方が主に働いてしまうことです。しかし、実際に働く腕は、左腕の方でなければなりません。」

1:22分目から〜「バックハンドもフォアハンドと全く同じように動きます。(左腕が右腕でのフォアハンドと同じように動く。)」

1:33分目から〜「バックハンドを打つ手前では、体の重心は左足に乗っています。」

1:44分目からスロモのデモ〜「ボールがバウンドする前にパドルを後方に引いて準備。ボールがバウンドする時にパドルを前方にスイング。打つ瞬間は、体の重心が左足から右足に移行している。そして両手は打ち終わってもそのまま右肩へ向かって大きく振り上げられる。」

2:03分目から〜「繰り返しますが、重心は左足から右足へ移動します。腰もしっかり入れること。入れないと、下半身からパワーを捻出する事が出来ず腕だけを振って打つことになるのでパワーは出ません。そしてこれも繰り返しになりますが、ツーハンドのバックハンドでは、利腕ではない方の腕でしっかり打つこと(利き腕はサポートしている状態)です。」

2:21分目から〜2人のバックハンドを使ったラリーの動画 *楽しそうですね〜!

3:35分目から〜「グラウンド・ストロークとは、腕だけでボールを打つのではなく、地面から下半身を通って腕を通ってパワーをボールに伝えるのです。足を使い、コアを使ってパワーを出しましょう。」




以上、シンプルで分かりやすい動画でしたね。もしあなたがツーハンドのバックハンドをする方でしたら、ぜひ”利き腕ではない方の腕が主に働く”ことを覚えておいて下さい。

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