英語でコミュニケーション〜1:ピックルボール85

こんにちは
いきなり英語のイラストから始まった今回のアヤログですが、まず上のイラストの英語が完全に理解できる方は今日のブログは読まなくても良いかと思います。上の絵はわざと日本の英語教科書には載ってない現代の一般アメリカ人が使う日常会話調で作ってみました。日本語で言えば「ねえちょっと、昨日トモちゃんイチオシの枕買って初めて寝てみたけど、めっちゃ良かったよ! 爆睡しちゃった。」「えー、マジで? そんなら私も買ってみよっかな。」みたいな感じの軽い会話です。
上のイラストの会話を分かり易く意訳するとこうなります。
Aya「ハーイ、私はAya. ピックルボールしない?」 
アライグマ「そうさ、ピックルボールは超楽しいよ!」
Tennis女子「ピックル・・・・何それ? 変な名前。」「知ってる? 私はテニス・プレーヤーなのよ。”ピクルス”なんてプレーしないわ。ピクルスは食べるものよ。」

私の場合

私の場合、外資系会社人だった父がよく外国人を家に招いたりパーティーに連れて行ったりしてくれたので、幼少の頃から外国人慣れ、はしていました。でも英語は30歳になるまで殆ど話せませんでした。20代後半でイギリス人の彼と出会って突然毎週沢山の外国人とのイベントやパーティーに行くようになり、英語ができない私はイギリス人のBFの影に隠れるようにしていました。でも皆んなと話がしてみたくて仕方なくて、そこから努力を始めました。恥ずかしがらずに分からない時は何度も聞き返しました。アメリカ人は会話のスピードが速く、何度も聞き返すと嫌がられることもあったしスピードが速すぎて何言ってるのかさっぱり分からないこともよくありました。彼は日本語全くできません。なので彼とのコミュニケーションも互いに必死でした。たまに英語堪能の私の父が私と彼の間で通訳してくれたりしました。笑  そしてこのBFと結婚した私ですが、幸い彼がまるで語学教材のテープのようにきちんとしたクイーンズ・イングリッシュを話す人で非常に分かり易く、段々と会話英語を学んで行きました。ロンドンに移住したら日常生活は100%英語となり、もう必死です。幼少から音楽を学んでいたのでロンドンでも王立音楽院に通いましたが、英語も出来ないのにジャズボーカル・パフォーマンス・コースを取ってました。笑   授業で私が発言すると発音や文法がひどいためいつもクラスメートから爆笑されました。ある時舞台でジャズの名曲”ブラック・コーヒー”という曲を歌った時、会場の人たちがクスクスそしてゲラゲラ、仕舞いにはギャハハと笑い出しました。人が真面目に歌ってるのにひどいじゃない、と思ってパフォーマンス後不機嫌になりながら会場に戻ると、クラスメートたちが「Aya.君はブラック・コーヒーと発音して歌ったんだろうけど、僕たちにはブラック・コフィンとしか聞こえなかったよ。君が真面目にコフィン・コフィンと歌うたびに僕たちは笑いが止まらなかったんだ。」と。コフィンとは棺桶のことです。私は”黒いカンオケ〜”と歌っていたらしいのです。私はもう恥ずかしくて穴があったら入りたい気分でした。笑  こんな失敗を何十回も繰り返した私は英語力がつく前に度胸がつきました。当時、今は無きコンコルドのキャビン・クルーだった友達は私の親友となり、彼女と2人でアマチュア・ジャズ・シンガーズ・ネットワークなるものを作ってロンドンのジャズクラブでギグを開催したりしました。え?イギリス夫? 10年くらい前に離婚して以来今はアイボーはいますが肩書きは独身です。ハイ

英語が完璧でなくても友達はできる

あれほど英語がブロークンだったにも関わらず、ローカルの友達が結構できて行ったのは何故だったのか・・・・自分なりの分析では〜
1:外国人に対しておじける事はなかった。〜これは幼少から外国人慣れしていた事も影響してるかも。
2:英語が下手でも身振り手振りでなんとか話そうと頑張った。
3:「英語勉強中だからゆっくり話してくれ」と頼んだ。(頼めば皆んなゆっくりはっきり話してくれます)
4:相手がゆっくり話してくれたら出来る限り言葉を一つ一つ聞き取ろうとした。
5:性格がポジティブ志向。細かなイライラや人目は気にしない。失敗しても立ち直りは結構早い。
6:日本人と固まらずいつも外国人のグループに加わる。
7:一日中辞書と一緒。会話中の知らない単語はスペルを聞いてすぐにチェック。(でも大体の場合調べた直後にもう忘れてしまう。爆)

ロンドン時代は英語が本当にブロークンでした。それでも沢山の音楽仲間や元夫の会社の仲間たちと仲良くなれました。コンコルドの親友とは30年近く経った今もロンドンとカリフォルニアでやりとりしています。
英語はなるべく英語圏の人たちと出来る限り多く話そうとすればするほどコミュニケーション力はついてきます。そして知らない単語や表現を、直ぐ調べたり繰り返し言ってみたり何度も聞いている内に少しずつ分かるようになってきます。まず外国人のいる環境に身を置くのが1番の近道だと思います。親切な外国人だと、こちらのプライドを傷つけないよう注意しつつもこちらの英語の間違いを直してくれたりします。
あと、日本では文化的に慣習が無く日本人の比較的苦手なことは、話す時に相手の目をしっかりと見て話す事ですが、こちらではこれ、めちゃくちゃ重要です。目を見て話せない相手は「なんか信用できない」とか「自分との会話に集中していない」「自分のことは好きじゃないんだろう」などと思われたりします。英語に自信がなくても相手の目をしっかり見て身振り手振りを入れながら一生懸命話そうとすれば、普通なら相手はなんとか理解しようと努力してくれるはずです。あなたがどう言う人なのか相手に明確に伝われば友達になり易いです。
もひとつ、 日本人で時々見かけるのですが、話したり笑ったりする時に口を手で覆う(隠す)方がいて、これは外国ではとてもネガティブなイメージを持たれます。何か口の病気を持ってるとか、前歯が何本も抜けて見た目を気にしてるのか、とか凄く口臭を気にしてるのかな、などと思われます。私は今まで何十回も外国人から「なんで日本人は口を隠すのか?」と質問されました。大口を開けて大笑いする女性は恥ずかしいと言う昔の日本女性のイメージは外国では理解されず、こちらでは大口を開けて笑う女性は明るくて魅力的とさえされています。

とは言えある程度の英語は必要

上の見出しで”英語が完璧でなくても友達はできる”と書きましたが、しかしながら”英語が完璧である必要はないが、ある程度の会話力は必要”です。
1:自己紹介 ”Hello I’m Aya. Nice meeting you!” (ハロー私はAyaです。宜しくね。)で通常はOK. ”My name is Aya” よりもシンプルに”Hi, I’m Aya”がベスト。年上や目上の人でも ”Hello, I’m Aya” で大丈夫です。 しつこいようですが相手の目を見て言うことが重要です。また”Kaoruko"とか”shouichirou”とか”Tsumugi"など外国人が分かりにくい発音の名前の人は、「I’m Ka.o.ru.ko」などとゆっくりはっきり言ってあげると相手に親切です。私は「あや」とだけ言ってもほぼ100% ”Excuseme, say again?(え、も一度言って?)”と言われるので、私が自己紹介するときは必ず「Hi I’m Aya. A.Y.A (エー・ワイ・エー)あ〜や〜」とスペル言ってさらにゆっくり発音してあげます。それでやっと「おー、ア〜ヤ〜!。ナイス・ネーム!!」などと言われ分かってもらえます。
ちなみに英語圏の外国人が一番苦手な日本人の名前は”りゅういちろう””りょうこ”などで、英語圏の人は”Ryu"”Ryo"と言う言葉をうまく発音できません。頑張っても”るいちろ”とか”ろーこ”か”よーこ”になっちゃいます。(日本に長く住んでる外国人なら発音できるかも)
自分の名前を覚えてもらうことは友達になる第一歩です。

次回はピックルボールを外国人と行う場合に覚えておいた方が良い英語や英会話を紹介します。
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To be continued. (続く)
Aya

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