お料理大好きの私ですが、実はお菓子やデザートは今まであまり作りませんでした。なぜかというと、私は”目分量の女”なんです。笑 デザートやケーキというと、砂糖やベーキングパウダーなどの分量をきっちり測ってやるのがルールの様なので、私の様な目分量の女にはケーキ作りは難しいのです。例えばクッキングブックに[バター50g]とあったら私は「うーん、バター大好きだからも少し多く入れちゃえ」とか言って80gくらい入れて最終的に失敗したりするのです。
私は海外に住んでから以前よりも甘いものが結構好きになりました。
今は新型コロナウィルスのおかげで自宅軟禁状態。時間はたっぷりあるのでこの機会に普段作らないケーキを作ってみようと思いました。で、初めてのチーズケーキ作りに挑戦です。今回はベイクドチーズケーキです。
チーズケーキの材料
ベース
• ビスケット150g
• 溶かし無塩バター 60g
チーズ生地(アパレイユというらしい)
• クリームチーズ 250g
• グラニュー糖 120g
• 卵黄中 2個
• 全卵中 1個
• 生クリーム 200cc
• サワークリーム 大さじ1
• ベイク用薄力粉 50g
• レモン汁 大さじ1
作り方〜ベース作り
クラッカーをジップロックに入れて上から潰します。私は木のスプーンの裏側を使って潰しました。ある程度細かくなったら溶かしバターを加えて袋の上からモミモミします。
クッキングシートをバットの底のサイズに切って底に敷きます。 今までこの家でケーキを作ったことがなかったので、丸いケーキ型は無いため、長方形のアルミのバットを使用。 砕いたクラッカーを〜私はショットグラスの底で押し潰しながら平にします。平にしたら冷蔵庫で1時間くらい冷やして生地を落ち着かせます。
ワンポイント英語ティップ
ここでちょっとワンポイント英語ティップです。(ティップとはちょっとしたポイント、ワンポイントアドバイス、と言った意味)
アメリカでクッキングシートと言っても通じません。オーブン用の天板をCooking Sheet(クッキングシート)と呼ぶこともたまにありますが、日本で言う”クッキングシート”は、こちらでは”Parchment Paper(パーチメント・ペーパー)” と呼びます。
無塩バターは”Unsalted Butter(アンソルテッド・バター)と言います。(有塩バターはSalted Butterです)
そして生クリームは”Heavy Cream(ヘビー・クリーム)かWhipping Cream(ホイッピング・クリーム)か,上の写真の様にHeavy Whipping Cream(ヘビー・ホイッピング・クリーム)と呼びます。
正式にはヘビークリームとホイップ(ホイッピング)・クリームは違うのですが、アメリカでは純正ヘビー・クリームはスーパーなどであまり売っていないため、ほとんどの人はWhipping Creamと書いてあるものを買います。
アパレイユを作る
ケーキの部分を作る〜この部分はアパレイユというそうです。
まずはこれがなくては始まらない、のクリームチーズをレンジで少しチンしてからスパチュラで混ぜ始めます。今回はバットが大き目なので写真のクリームチーズ1個プラス1/4を使いました。
お砂糖、生クリームを加えてマゼマゼ。柔らかくなってきたらサワークリームを加えます。サワークリームはチューブ入りのを発見。押し出すだけなので便利!
卵黄2個、次いで全卵1個を加えてマゼマゼ。
スーパーにベイク用の薄力粉が売っていたのでそれを買いました。軽くふるいにかけてさっくり混ぜます。混ぜ過ぎると良くないとあったので、サックリと、です。
最後にレモンを絞って混ぜ、型に流し込みます。なんか豆腐で言えば絹ごしじゃなくて木綿豆腐みたいな感じで、細か〜なブツブツがある様な気がしますが、それは見えなかったことにします。(笑) こういう性格がケーキ作りに向いてないんだな。。。。
オーブンを温め170度で50分焼きます。 うちのオーブンはBluetooth内蔵で、家の外からでも火をつけたり消したりできるハイテクオーブンです。アイボーがハイテク好きなのです。
できた、できた、できました!!! 初めての自作チーズケーキ!
焼き上がりは美味しそうです。もう直ぐに食べてみたかったのですが、我慢して一晩冷蔵庫で置いて翌日いただきました。我ながらとても美味しかったです!!
が、 あとで色々ネットサーチしてみたらこんな素敵な、そしてとても詳しいチーズケーキのハウツーがここに出ていました。 これみたら、どうやら私は材料を入れる順番が大いに間違っていた!ようです。汗! ウゥーん、どおりでシルクの様な滑らかさはなかったわけね。でもまあ、私はこの木綿豆腐っぽい粗さは結構好きでしたが(言い訳にしか聞こえない・笑)
もし、このブログを読んでいるあなたが「私もチーズケーキ作ってみよう」と思われたら、本ブログより、こちらのブログが理路整然と、そして土台からきちんと手作りされていておすすめです。
私もこれから修行しなければ!