大好きなエチオピア料理レビュー

典型的なエチオピア料理の出し方。大皿にインジェラを敷いてその上に煮込んだ肉や豆料理や野菜などが載っている

東アフリカに位置する国エチオピア。サンフランシスコや北カリフォルニアの一部にはエチオピア人が結構いるのか、エリアにはエチオピアン・レストランが固まっているエリアあります。そのエチオピア料理が私は大好きです。暇があればこのエリアのエチオピアン・レストランを軒並み食べ歩いてきました。

基本的にどのエチオピアン・レストランもメニューの内容は似たり寄ったりです! ただその店のシェフ(とかエチオピア人のお母さん)とかが独自の味付けやその家庭の味付けを行うので、メニューは似ていても味は多少違ってきます。

インジェラとは?

日本の一般的な食事にはご飯が、外国の一般的な食事にはパンが、それと同じ様にエチオピアの食事にはインジェラが必ず登場します。

写真奥のミニバスケットに入っているのがインジェラ

インジェラとは、テフという名の穀物に水を加え、乳酸菌で発酵させてから加熱調理した、弾力のあるクレープの様な食べ物です。この発酵時間には3〜4日間を要するという、手間のかかった食べ物です。一般論として、発酵食品は栄養価が高いと言いますが、インジェラも同様、良質のタンパク質や食物繊維を多く含み、カルシウムは小麦の約20倍、鉄分も豊富な、栄養面でも優秀な食べ物です。で、肝心なお味はというと、、、、、日本人には、、、、
「すごくマズイ!!!」
「すごく美味しい!!」
と真っ二つに意見が分かれます。エチオピア料理を食べ始めてからインジェラに病みつきになった私はもちろん「すごく美味しい」派です。

この両意見を分けている理由は、とても酸味が強い〜甘くもしょっぱくもなく、酸っぱい。からです。そして薄くスライスしたスポンジを食べてるような(!)食感です。アメリカには酸味のきいた”サワードー”という酸味の効いたパンがありますが、これが好きな人はこのインジェラも好きかもしれません。
ここから一気に私が行ったお店の料理写真をズラっと並べてみます。

ベジタリアン・ミックス:右奥(茶色)は赤レンズ豆煮物,黄色レンズ豆の煮物、カラード・グリーン(ゴーメン)、キャベツとニンジン、中央奥の丸がエチオピア版フムス。サラダ、左は豆腐。手前中央の薄緑の丸は何だったか、、、、忘れました!

ね。どれも盛り付けは似たような感じですよね。

2番目から7番目までの写真は全て”ベジタリアン・ミックス”です。一番最後の写真は、野菜サラダと一緒に写っているのがKitfoという名のビーフのタルタルステーキです。生の牛ひき肉にたくさんのスパイスを加えて混ぜた物で、横に写ってる白いのがチーズ。このチーズやサラダと一緒にインジェラに巻いて食べます。この写真の左側に、インジェラの上に2種類乗ってるのは、右がカラード・グリーン、その隣の茶色の食べ物は赤レンガ豆のシチュー、Misir Watです。

これらのお料理を、食べやすい大きさにちぎったインジェラですくい取りながら手で上手くまとめて口に運びます。なのでエチオピアレストランでは基本ナイフやフォークは出てきません。手だけを使って食べます。

私はエチオピア料理に関しては、ベジタリアン・ミックスが一番好きですが、どれもスパイスをふんだんに使った独特な味付けで、食べ続けるとクセになります。スパイスを使っていても、辛い料理と辛くないスパイスの料理があります。

日本にもあるかなと思って探してみたら、東京や大阪に数店舗ありました。

日本にあるエチオピアン・レストラン

東京
1:サファリ(赤坂)
2:クイーン・シーバ(中目黒)
3:アディス(都立大学)
4:ディアフリク(自由が丘)

大阪
1:アクスム(心斎橋)*ただしこのレストランは現在も営業中かどうか不明なので、興味のある方はリンク先にお問い合わせください。


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