昨日はラテン・パーカッション・バンドのライブを見に行ってきました。日本ではあまり知られてないかもしれませんが、ラテン・パーカッションの第一人者で、現在84歳！でありながらも現役でスネア・ドラムをバンバン叩く素敵なおじいちゃんとその家族（みんなミュージシャンだ！）のライブです。彼の名はPete Escovedo（ピート・エスコベード）メキシコ人。彼の娘さん、シーラ・E（このEは、苗字エスコベードのEです）は1980年代今は亡きプリンスのバンドファミリーとして活躍、プリンスの彼女だった時もありましたね。プリンスのバンドでは美しくてスタイル抜群の彼女はステージの真ん中でスネアドラムをバンバン叩いていてセクシーでした。その彼女、すなわちピートの娘さんは、明日やってきてお父さんのピートと共演とのことで、昨夜は彼女は見れず残念。でもライブはピートの年季の入ったジョークが最高で、笑あり、踊りありのひとときでした。バンドメンバーはピートの息子たちや甥っ子、従兄弟などです。
ピートのジョークが可愛かったのでいくつか紹介。
•オープニング曲（第１曲目）が終わった後「みなさんこんばんは。。。。。あ〜、もう１曲目ですっかり疲れちゃったよー。これ何十年もやってきたからなー。」
•「ここでバンドメンバーを紹介します。私の隣は長男のホアン、ボンゴは下の息子のピーター。後は、、、、う〜ん、どうでも良いや。今夜はバレンタインデーだから、最高のバンドメンバーを揃えたかったけど、みんな出払っちゃってて、しょうがないから今日は適当に集めてきたんだ」
•「最高のバンドメンバーはみんなJ-Lo（ジェニファー・ロペス）のライブの方に行っちゃったらしい。J-Loなら私だってそっちに行きたいよ」
などなど。かわいいです！
さて、このライブハウスは”Yoshi’s”と言います。北カリフォルニアのオークランドという街にあり、日本食レストランとライブハウスがくっついています。
1972年から日本女性の秋葉よしえさんという方が切り盛りされており、世界のトップミュージシャンたちがここで演奏しているかなり有名なライブハウスです。
昨日はバレンタイデーということで、エスコベードバンドとプリフィックス・メニューがセットになったパッケージでした。ディナーは夜8時半からで、ライブは10時から。8時にアイボーと行き、バーで飲んでたらウエイトレスにテーブルに案内されました。バレンタインデーの今夜はレストランもライブも満員とのこと。
今夜の特別メニューには”愛のお祝い”とローマ字で書かれています。
前菜は水菜のサラダか鰹節のシーザーサラダとあり、私たちはシーザーサラダを選択。シーザーサラダに揚げワンタンチップと鰹節が乗ってます。普通の味ということで５点評価の2.5点。
サラダを食べてる途中でウエイターが「最初のオードブルを忘れました。すみません」といってメニュートップに書いてあった”本日のオードブル”を持ってきました。牛肉のタタキに八丁味噌が乗ってる感じ。お肉の下にはほうれん草。このオードブルは美味しかった！
コース2品目は、二者択一でアイボーはお刺身、私はお寿司をチョイス。種類はアメリカの３大寿司ネタのマグロ、シャケ、ハマチなどで面白味や驚きは全くなしでしたが、食べたらとても新鮮で甘味があって美味しかったので、５点評価の４。
メインコース：アイボーはメニューに”キューピッドの銀タラ”と書いてあったものと、私は”エロスのアンガスビーフ・リブアイ”のステーキ。エロスって、、、、、苦笑。 アイボーの銀たらはなかなか美味しい、お魚の下には大根の煮物と西京味噌。アイボーは「すごく美味しいけど味噌が甘すぎるよね」と。私も食べてみたら全く同意見でした。お味噌にお砂糖入れ過ぎかな。
私のステーキもかなり美味しいです。キノコ類の乗ったクリームソースが上にかかっていて、下にはブロッコリーニ。キノコもソースも美味しかったのですが、ブロッコリーニだけは固くてパサパサしてスジっぽく、正直いってかなり美味しくなかったので評価は3.5点。
デザートは、ライブの時間に間に合わなくなり、ライブ中ライブハウスの方にウエイターが持ってきてくれました。通常はライブハウスの方でもライブ見ながらお寿司とか焼き鳥とか注文できます。デザートの写真も撮ったのですが、これはどちらも本当に普通の見かけと普通のお味だったのでアップは控えます。
デザートは2.5かな。一つはチョコレート・ケーキ、もう一つはチーズケーキでした。
というわけで、バレンタインデーの夜はラテン音楽のライブで賑やかに過ごしました。
Yoshi’s Oakland (Bay Area, California)
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