JPAA会長がプロから学ばれた事:ピックルボール115

写真左がJPAA会長カズキさんで、右がウォーレンさんです。

いつもの前置き

こんにちは
10月も間近になりやっとここベイエリアの内陸部も少しずつ暑さが和らいできました。ピックルボールには最適な陽気ですね。私は最近なんだかピックルとテニスで忙しくなってきました。今までは週1回おばあちゃんコーチとテニス1時間そしてアイボー両親の週末の家リバーハウスで両親(夫婦とも約80歳)と週末PBallやるだけのシンプルな生活でした。が、ここ最近はテニスのクラスに入ったのとコーチを変えたことから一気にテニスの仲間が増え始め、数人の個人グループから60人以上の大きなグループまで毎日イベント参加是非アプリやケータイでお誘いが来ます。そしてPBallの方も、今までは1人でフラッと公共コートに行けば誰かが相手してくれるというパターンだったけど、最近は数人のグループとケータイで時間を決め合ってコートで一緒にプレーするみたいなことが多くなってきました。だから最近私のケータイはメッセージ着信音がピンッ、ピンッとなり続けるのでこれはちょっとなーと感じてきました。「ヘイ、金曜午後プレーできる人いない?アヤはどう?」みたいなメッセージが頻繁に来るけど、名指しされたらyes/noの返信送らなきゃ失礼だし。本当はふらりと1人で行って色んな知らない人たちとプレーするのが楽しいのだけど。。。。 でもこれらは全部贅沢な悩みですよね。プレー仲間ができたことには変わりなく、これは嬉しいことなのですから。ハイ
そういえば、私の行きつけのルドギア・パークのPBallコートでは、5.0レベル以上の物凄くパワフルな30〜40代のプレーヤーたちの一部は思い切り打ちつけ合いたいからか、いつも同じ8人ほどのメンバーでプレーし、他の人たちとやりたがりません。こういう人たちも結構いることはいます。

本日のお題〜
ピックルボール・プロからJPAA会長さんが学ばれた事

まず、JPAAとは?、というところからおさらいしましょう。詳しくは本ブログの”ピックルボール108”でJPAAを紹介していますが、JPAA(Japan Pickleball Association in America) はアメリカ在住日本人の為のピックルボール団体です。その会長さんが野津かずきさん。いつも英語で書いてて漢字分からないからカズキさんと呼ばせて頂きます。 🙂 先週サクラメントの街でPBall大会が開催され、日系アメリカ人のプロ・プレーヤー&プロコーチ、ウォーレン・タマナハ(Warren Tamanaha)さんが出場/入賞され、翌日ベイエリア南側のサンホセでパートナーのムーさんとクリニックを開かれました。そのクリニックにカズキさんが参加され、レビューとそこで学ばれた事の要点をFBookのJPAAページにアップしてくださいました。沢山役に立つことが分かり易く書いてあり、カズキさんとウォーレンさん双方の承諾を得たのでここでもシェアしたいと思います。上のタイトル写真と次のレッスン風景の写真はカズキさんがFBookページにアップされたものをシェアさせていただきました。カズキさん、クリニックで得られた貴重な情報と写真のシェアをありがとうございます!

カズキさんが学ばれた内容

以下はカズキさんが書かれたことをそのままコピペします。

ーハイレベルに言うと、これまで複雑に考えすぎてたな、と。シンプルに考える。そこから積み上げていくと学びも蓄積される、は金言でした。

ー例えばグリップ。テニス系の人からはグリップ毎回変えるように言われますが、コンチネンタルからこのお二人でもほとんど変えないとのこと。あとDinksの際のスピンも聞きましたがそんなことを考えるより安定して芯に当ててプッシュするだけ。それ以外のプレースメントを考えた方がインパクトがあるとのこと

ー体重を踏み込み前に体重を移しながらこと。肩から先は使わず肩の動きで打つこと。そして決まった位置(前で)打つこと。全体的に言えることでしたが特にDinksや3rdではこれが凄く大事(Hitじゃなくて常にPush)


ーキッチンでのバックハンドは右肩をぐっと入れるのが瞬間ではキツイなーと思ってたんですが、単純に左に少し回すだけで真っ直ぐ強い球が打てるとのことで大変実践的でした


ー後ろからのドライブも8割くらいのパワーで。エースを取る必要もなく、次に3rdを打ちやすいところに来れば良い
ードタバタしない。皆が考えているほどピックルボールは速くないので落ち着いて少ない歩数で体制を整える


ー基本は自分の視界からパドルが外れたら振り過ぎ。特に相手の速い球を打ち返すときはテークバックを極小に


ーグリップの緩さで球のソフトさをコントロール。ディンクスが5割、3rdショットやハーフウェイディンクスで6割。相手が速い球を打ってきた際のスピードダウンは3割技術もそうですが、プロがどう考えているのかの解像度もよく分かったので大変勉強になりました。シンプルに考えるのは本当大事ですね。皆さんもおススメです


日本の皆さん、Warrenさん日本にはほぼいらしたことないらしいんですが大変良い方なので是非また調整させてください😊

とても端的に表現されていて分かり易いですね。もうどれもこれも重要だと思います。私個人では特に下線の”ボールは自分が思うほど早くないので落ち着いて〜”というのが私に当てはまったので、テニスの時も含めて改めて自分に言い聞かせました。私はどうもいつも慌ててしまって自分のプレーが見苦しいと思っています。笑  プロは本当に無駄なくエレガントに動きますよね。
まとめを一言で言ったら、まず考え過ぎないこと、でしょうか。
ウォーレンさん。カズキさんのお話ではコーチとしても人間的にもとても素敵な方だそうなので、私も機会があったら是非指導を受けたいです。そういうカズキさんも素敵な方なのですが、PBallの人たちはほぼ皆さん良い人たちです!
私がスポーツの世界で働いてた時、世界チャンピオンのレジェンドの方が「上手くなりたいならつべこべ考えず、人の100倍練習して何万回もプレーし続ければ良いのだ。」と言ってました。千里の道も1歩から。色々考える時間があったらその分プレーしろということなのです。ピックルボールは才能のスポーツじゃなくて作り上げるスポーツなんですね。だから今80歳の人でも、すでに50年PBallをやってる人には敵わなかったりします。

ところで、日系のプロプレーヤーはアメリカに何人かおられる様ですが、ハワイにも凄い日系プレーヤーが数人いるようです。ホノルル在住のトーリンさんという日系選手は今年6月に行われたHawaii Pacific RIMトーナメントで、あの長野在住のプロ、ダニエル・ムーアくんを負かして優勝されました。 ダニエルに勝つとは凄い! トーリンさんは現在ハワイで2位。日本でもプレーか指導?されたようです。次の写真は日本ピックルボール協会副会長の小川さんから見せていただいた日本での写真。前列中央の赤シャツの方がトーリンさん。パイロットだそう。


さてJPAAのFBookページでは、会長のカズキさんや副会長のMoshさんなどが頻繁に役立つPBall情報を提供されていますので、FBookのJPAAグループページのメンバーになって損はないです! 一応私はこのJPAAのイースト・ベイ・エリアの支部長をさせて頂いております。:-)
そして私の運営するFBookのピックルボール・ページも応援していただけたら嬉しいです。

ではまた

Aya

最新情報をチェックしよう!
    >こころもからだも幸せに

    こころもからだも幸せに

    本当に大事なことは、自分自身と自分の愛する人たちの心とカラダの健康に気を配ること。どんな人でも”明日は何が起こるかわからない”のだから、今をキラキラと輝いて生きてゆきたい。