COVID, 19日間ピックルボール・フィットネス・チャレンジ:9日目
アメリカ特に私の住むカリフォルニアではもう2ヶ月間以上も自宅軟禁命令下にあり、プレーができなくて運動不足になっている方も多いと思います。 そんな今こそ基礎体力を強化しピックルボールがプレー解禁になったときに、自宅軟禁生活以前よりもパワーや瞬発力や持久力のある体でプレーを再開したいですね。 そんなあなたのためにピックルボールのコミュニティーサイトであるPickleballist.com では4月29日から19日間、毎日19分のピックルボーラー用のエクササイズ種目を行うチャレンジイベントを行ってまいます。その名も”COVID, 19day Pickleball Fitness Challenge (COVID 19日間ピックルボール・フィットネス・チャレンジ)”です。チャレンジなので、最初から最後まで19日間やりとした方々には最後には賞品なども出ますが、トップ・プロ選手やインストラクターが日替わりで提供するエクササイズの内容が非常に良いため、本ブログでは、エクササイズだけを紹介、日本語解説をします。
本日はチャレンジ9日目です。
Day-9, Michelle Esquivel からの挑戦
本日のフィットネス・エクササイズ・チャレンジ・メニューの提供者はミッシェルさんです。彼女はUltimate Pickleball Academyの創立者及び共同ディレクターです。
彼女はカリフォルニア、アーバインの大学のテニス奨学生で、スポーツ科学の学士号を取り、卒業後はマッチ・ポイント・テニス・アカデミーのテニス・インストラクターとなり、大学のテニス部のコーチも行いました。その後カリフォルニアのアズサ大学でフィジカル・エデュケーションで修士号を取り、キネシオロジーのクラスで指導をしました。ピックルボールは2015年から始め、ハワイ・オープン、USオープン、ナショナルチャンピオンシップなどシングス・ダブルスともに数々の優勝をしました。同時にトップクラスのピックルボール・インストラクターとなり、エンゲージ・ピックルボールキャンプス、レベルアップ、ピックルボール・ゲートウェイ、サンコースト・ピックルボール・アカデミーなどで指導をしました。また、多くのピックルボールの公式大会の生中継コメンテーターとしても活躍しています。
本日の動画解説
ミッシェルさんは3つのエクササイズを紹介しています。「私がこのエクササイズを気に入っているのは、短い時間の中でフルボディー(全身)のトータル・ワークアウトができることです。3つのドリルは、フットワーク種目、バランス種目そして上半身種目に分けています。」
エクササイズを始める前に、まず1.22メートルx3メートルの長方形をチョークとかマスキングテープとかを使って作り、4つ角にコーン(か代用できるもの)を置いて準備します。分かり易い様に4つ角に番号を付けた図を作ってみました。
- (3 times-up and back counts as one) Two Up Two Back Side Step, Hop Forward, Step Back
• ツー・アップ、ツー・バック、サイドステップ、ホップ・フォワード、ステップ・バック
これはつま先で、できる限りチョコチョコと早く動きます。上の図の①に立ち、ラインを挟んで内側(前方)に→右足、左足→外側(後方)に右足、左足→と動かしながら②まで行きます。右方向に動く時は、右足からスタートし、左方向に動く時は左足からスタートします。 (ツーアップ・ツーバック、サイドステップ)
• ②まできたら、③までジャンプします。(ホップ・フォワード)
• 再び②まで後ろ向き小走りで戻ります。(ステップ・バック)
•今度は左足からツーアップ・ツーバック、サイドステップをします。
•①に戻ったらホップフォワードとステップバックをします。
ここまでが1レップ(1回)で、これを合計3レップス繰り返します。
*ピックルボールのゲームでは、つま先から動くことが殆どです。”チョコチョコと早く動く”ためにつま先走りを上達させましょう。 - (3 times -up and back counts as one) Balance Side Jumps-Advanced progression jump backward to the start point
• バランス・サイド・ジャンプス-アドバンスド・プログレッション・ジャンプ・バックワード・トゥ・ザ・スタートポイント
• これはバランスと安定を向上させる種目です。個々のポイントで時間を取ってゆっくり行います。
• 図の④の位置で左足(ライン外側)を地面につけ右足を浮かします。
• 反対のラインに向かって片足ジャンプしてそのまま静止。
• やく3秒停止したら、反対の足で反対側に片足ジャンプして静止して3秒ホールド。
•それを繰り返し、②か③まできたら、できれば後ろ向きに片足ジャンプして①か④まで戻る。(後ろ向きが難しければ、②か③まで来た後、方向転換して前向きで片足ジャンプして戻る)バランスがとりにくい場合は途中で上げている足を地面にちょこっとつけても良いです。 ここまでが1レップ(1回)で、これを3レップス繰り返します。 - (3 times -up and back counts as one) Walking plank with push ups-Beginner 1 push up, intermediate 3-5 push ups, advanced 6-10 push ups.
•ウォーキング・プランク+プッシュアップス
これはアッパーボディーの種目です。まず、①と④の位置でハイ・プランクの姿勢を取ります。(動画5分目)
•右手右足を同時に、それから左手左足を同時に動かしてサイドに移動して行きます。
•②と③の位置まできたら、プッシュアップをします。ビギナーなら1回、中級なら3〜5回、上級者なら6〜10回プッシュアップします。
•そして再びはいプランクの姿勢からサイドに移動してスタート位置まで戻ってプッシュアップ。 これで1レップ。これを3レップス繰り返します。
「今回のマジックナンバーは3です。1から3の、3つのドリルをそれぞれ3レップスずつ。この1連のエクササイズを1セットとして、これを合計3セット行います。」
今回もピックルボーラ向けのフィットネス・エクササイズとして非常に有効な内容ですね。ぜひトライしてみたいです。