自宅軟禁状態でピックルボールもできず、うっかりするとカウチポテト生活に入ってしまいがち。そんな方々の運動不足解消トレーニングを紹介しているこの19デイ・チャレンジ。このイベントの経緯や主旨等は、本ブログの”ピックルボール32”をご覧ください。
COVID 19日間チャレンジ:6日目
本日のインストラクターはDayne Gingrichさんです。彼もまた、元プロテニス選手及びインストラクターで、現在はあらゆるスポーツ界のプロ選手たちの”メンタル・パフォーマンス・コーチ”として活躍しています。
本題からはズレますが、私はデインさんのこの動画を見て、まるで早送りで見ている様に喋りが異様に早くて、私の英語理解レベルではこのブログに意訳を入れるのに何度も繰り返し見ないとダメでした。メンタル面のコーチなのですが、こんなにマシンガンの様にダダダと話されたら、私なら焦って緊張してしまいます。笑 では早速動画を解説してみます。
Dayー4, Dayne Gingrich からの挑戦
ピックルボールを含め、ほとんどのラケット・スポーツはグラウンド・スポーツで、地面からフットワークそしてパドルへとエネルギーが伝わります。ほとんどの場合、動き続けながらボールを撃ち続けます。そのために私がトレーニングで常に心がけて練習しているのはスプリット・スタンスで一瞬足を開いて静止することです。
私はここに四角の枠を作りました。皆さんも適当な大きさの枠を作ってください。(*デインさんは大きさの正確なサイズは語っていません)そして本ドリルは個人個人のスキルや年齢や運動能力などに応じスピードを緩めたり早めたりして下さい。
ティップは”スプリット・スタンス→1瞬静止→体を低く保つ”です。そして私はこの様なドリルを行う時はいつもパドルを持ってやっています。では3つのドリルを紹介します。
- split step, split step, split step, side (dink) to side (dink)
スプリット・ステップx3、左右にサイド to サイド(ディンク)。
まずボックスの後方ライン外側に立ち、体の動きをリセットしてスプリット・スタンスから始めます。(スプリット・スタンスは足を開いて体を少し落とした状態のこと)
次に”ノーマンズ・ランド(左右のサービスエリアの中央=センターラインの真ん中あたり)〜まで走ってからまたスプリット・スタンスでリセット。
次にボックスの手前ラインまで走って3回目のスプリット・スタンスをしたら左右に動いてディンクの素振りをします。その後1の位置まで戻って繰り返し。これを90秒間行います。 - split step, split step, split step, side (dink) to side (dink) backwards, center split step
スプリット・ステップx3、左右にサイド to サイド(ディンク)。
これは1よりスピードアップします。1のドリルで左右に動いたあと直線後方に下がってからスタートポジションに戻ります。(四角に動く)これを1レップ(1回)ごとに右側からスタート→左側からスタートと交互に90秒間行います。 - Hourglass split step (diagonal, straight, diagonal, straight then switch it up) each corner split step ”砂時計型スプリット・ステップ”
(斜め→ストレート→斜め→ストレート→右から始めたら次は左から)四隅をカバーします。四隅を踏む度に一旦静止(リセット)してスプリット・スタンスをしてから次のコーナー(角)に向かって走ります。これも90秒。
これはシンプルだけど、毎回スピードを出して90秒は相当きついです。なので、彼は30秒とか60秒とか、個人の身体レベルに合わせて臨機応変に変えて下さいと言っています。