餃子を作ってみた

これは厚めの皮の方。薄めの皮は少々粘り感があり、厚めの方はモチモチ感がある。個人的にはやはり日本の餃子の皮がサッパリ感があって好み。



アメリカでは、日本で普通に入手できる食材や食品類と同じものを見つけるのは”Luck=運”にかかってます。海外進出していてアメリカでも知名度がそこそこある〜例えばお茶の伊藤園とか、キッコーマンの醤油とかならブランド名が定着し、アメリカの普通のスーパーとかでも見かけます。

今回は、アメフトの一年で最大のイベント、スーパーボールが先週末行われ、仲間家族友人がたくさん集まったパーティーで、アメリカでも人気のある餃子とそしてミートボールの二種類を作ろうと思いました。 

〜アメリカでは餃子は”ポット・スティッカー”と呼ばれている。〜
なぜGyozaと呼ばないのか、なぜポット・スティッカーと呼ぶのかはわかりません。水餃子は一般的にスチーム・ダンプリングなどと呼んでいます。”ギョーザ”といってもこちらではほとんど通じません。ポット・スティッカーはこちらではチャイニーズのテイクアウトのお店などでよく見かけます。

地元に私行きつけの、99ランチ(99Ranch)、という名のかなり大型のアジアンフード専門スーパーがあります。ほとんどのアジア系食材や食品や生簀で泳ぐ鮮魚などはここで買えます。ここで日本の餃子の皮を探したのですが、中国系の皮しかなく、よくわからないので、水餃子用の皮と”ポット・スティッカー用の皮”と書いてある二種類を買ってみました。

帰宅して皮見たら、写真左の水餃子の皮に比べ、ポット・スティッカー(右)の方はすごく厚めの皮です。個人的に餃子の皮は日本みたいに薄めのパリッが好きなので、右の水餃子用の皮からタネを包みました。

今回はアジアンスーパーで入手したニラ、キャベツ(シャキシャキ感が好き)、ネギそして冷蔵庫にタケノコが余っていたのでそれも加えて全部みじん切りにしてお肉のボールに入れます。豚挽肉は1.4kg ! 生姜とニンニクは適量をすり下ろして加えます。
みじん切りをボールに入れたところ。これに塩胡椒、ごま油大さじ2、中国のお醤油(日本のより濃い)大さじ3、紹興酒大さじ1、片栗粉大さじ2、それに隠し味にウスターソースを小さじ2加えて手で混ぜます。
材料を混ぜ終わったら、ラップをして1時間ほど冷蔵庫で寝かせます。こうすることでキャベツやニラは少ししんなりし、調味料は具に馴染んで、具に旨味が吹き込まれる感じがします。
1時間したら具を冷蔵庫からだし、皮に包む作業開始。肉1.4kgに材料が加わりかなりの量に。包む作業は1時間以上かかりました。小さじいっぱい分の具を中央に乗せトップの寄せジワを作る、皮のトップの端に少し水をつけてくっつけやすくし、丁寧に具を包んで行きます。底はカリッとした面を多くするためきちんと平らにします。
水餃子用の皮約100枚包み終わったらまだまだ具が残っていたので、ポット・スティッカー用の厚い皮も使います。
全部で約160個できました! フゥー!

包み上がった具は、重なるとくっついてしまうので、平らなトレーに並べて冷凍します。冷凍されたらジップロックなどの冷凍用袋に入れて使わない分を冷凍保存します。今回は約80個を焼きましたが、30人来たパーティーであっという間に売り切れてしまいました。
タレは私はシンプルに酢醤油にラー油、が好きですが、こちらの人は甘めや濃口が好きなので、あえて市販の餃子のタレを買って添えました。

誰もホームメードの餃子は食べたことないので、すごく喜ばれました。
とても美味しかったです。




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