新しいPBallエンタメ施設が凄そうだ!:ピックルボール120

いつもの前置き

こんにちは
私は北カリフォルニアのベイエリアという地域に住んでいますが、このところかなりの猛暑です。アメリカのPBallコートはほとんど屋外なので、この辺では皆様大体朝7〜11時までくらいか夕方〜日没までプレーしてます。私は暑さに比較的強いので日中に汗かきながらプレーします。暑くてみんなやりたがらないからコートが空いているのです。:-)
時を同じくして、イギリスのロンドン郊外のウインブルドンの街では今テニスのグランドスラムの一つウインブルドン・テニストーナメントが開催中。私とアイボーそしてその家族は、この時期毎日テニスチャンネルがつけっぱなしでほぼ全ゲームTV観戦します。今週末はファイナル。超楽しみです。

アメリカはなんでも大きい

そう、アメリカはなんでも大きいです。人も、国も、土地も、天災も、車も、、、、ちょっと意地悪な言い方すると人々の声や身振りや態度も大きい人がいっぱいです。。。。つか、正直デカすぎなのよ、と思うこともしばしば。笑 
近年PBall熱がアメリカ中に蔓延し、アメリカで”ピックルボール”という言葉を知らない人はかなり少なくなってきました。テニススノッブ(テニスが一番だと信じてるテニス狂)のアイボーはPBallはまるでコロナウィルスだな。恐ろしい速さで感染が世界中に広がって。と嫌味言います。(のくせに最近は体調良い時はPBallに自分から出かけて行くようになってきた! テニスができるほどの体力はないので。)
PBallが大きくなってくれば問題も大きくなり始めます。現在PBallに関する一番の問題は”PBall騒音”です。娯楽性の高いこのスポーツはエキサイトし易く、数あるラケットスポーツの中でも最も”プレーヤーや周りの人たちの掛け声や笑い声がうるさいスポーツ”と言われている事です。独特なあのパドルとボールの打音もテニスより響きますね。そして次なる問題は、プレー人口に対するPBallコート数の少なさです。私の地元のコートも8コートあるけどそこに80人くらい集まることもあって、待ち時間は30分くらいだったりします。プレーよりも待ち時間で疲れちゃう。

日本でCostco(こちらではコスコと言います)に行かれたことはありますか?とても大きいですよね。このいかにもアメリカなドカ〜〜ンと大きなスーパーやモール(ショッピングセンター)がアメリカ中にたくさんあります。しかしコロナの時期に家から出れない人々は買い物をAmazonですると言う習慣ができ、そのお陰でパンデミック後の今ショッピングモールなどは集客不可能になり、全米各地で大型モールがバタバタとクローズしています。地元やアメリカ中の娯楽施設運営会社や投資家たちがこれらのクローズしたモールを買収してPBall施設を作るという事が多くなってきました。私の地元でも、巨大ロフトスタイルの大きなイベント会場が今年秋にPBall総合施設として生まれ変わります。我が家から車で25分ほどなので楽しみ。インドアコートが16面、フィットネス&ウェルネスクラブやPBallショップも併設です。次の写真がその”ピックルボール・パビリオン”の外観です。湾に面してるので素敵ですね。

デベロッパーたちはアメリカ中の大PBall施設候補地を物色中

不動産物件の企画や販売を行うデベロッパーたちもPBallを無視できず、今やアメリカ中でPBall施設候補地を探し中。私たち愛好者にとっては「どんどんやってちょうだい!」と言う感じですね。
そんな中、また新しいPBallの総合施設が今年と来年に誕生すると言うニュースを耳にしました。

その名も”ピックル・アンド・ソーシャル”

Pickle and Social. ピックル(ボール)と社交と言うズバリストレートな分かり易いタイトルの施設です。
Competitive Social Ventures”(CSV)と言うジョージア州のCEOのニール・フリーマンという方がパンデミックのど真ん中の2020年に立ち上げたまだ若いマルチ・エンターテイメント産業の会社です。スポーツをソーシャルに、またはソーシャル・スポーツの普及を狙ったコンセプトで、家族仲間から会社の団体などでスポーツを娯楽として楽しむための施設の開発運営を行います。ピックルボールというスポーツは、まさにこのコンセプトにぴったりなわけで、今年から来年にかけて現在3カ所の地域でピックルボールの一大総合娯楽施設を建設中。どの施設も本格的なレストラン、ルーフトップバー、近年人気のコーンホール公式台数台、パーティースペースやゴルフのスイング施設、ライブ音楽ステージ、PBallストアやフィットネス/ウェルネスセンターなどが併設されるようです。
1:Pickle and Social ~Gwinnett, GA
ジョージア州のグイネット郡にインドア8面とアウトドア8面?のPBallエンタメ施設。こちらはこの秋完成予定。

2:Pickle and Social ~ Louisville, KY
ケンタッキー州のルイスビルに来年秋完成予定のこの施設はPBallコートは12面以上。内7面はエアコン付きインドアで2面はカバー付きの屋外で3面がカバーなしの屋外とのこと。

3:Pickle and Social ~ Scottsdale, AZ
そして3カ所目はアリゾナ州のスコッツデールにこの秋オープンするPickle and Socialです。
現在スコッツデールでシドニーという名の約2万7千坪もの総合施設が建設中で、そこにはホテルやオフィスやショップなどができますが、そのシドニーの一部にPickle and Socialができるのです。オープンは2024年の来年中とのこと。こちらは屋外コート8面とインドア4面、約210坪のフルサービス・レストランとバー。ルーフトップやプライベート・パーティーも可能。 フルスイングシミュレーションやパターゴルフのエリアから、84坪ほどの本格的なコーンホールのエリアなどが併設されます。

The HUB ~カリフォルニアの最新 PBall施設も熱い!

JPAA=全米在住日本人ピックルボール協会の副会長Moshさん。今年から日本に帰国されてますが、昨日PBallをやりに(?)数日間こちらに戻られました。で、早速お友達も誘ってピックルしましたが、その際にMoshさんが「話題のHUBに行ってみたんだけどまだオープンしてなかったよ」と。そうです。そうそう、このHUBもカリフォルニアのPBall界では話題になっています。
南カリフォルニアのPat Rolfes氏は2022年HUBの会社を創立しました。そして彼のプロジェクト第一弾、The HUBと言う名の会員制PBallクラブが今年初旬に南カリフォルニアのサンディエゴのスプリングバレーにオープンしました。
サンディエゴのPBallプレーヤーは現在約5万人ですが、それに対しPBallコートは80しかなかったそうです。そこでHUBをこの街に作ることにしました。
ここは屋外コートが26面あり、ワールドクラスの大会からプライベート・PBallパーティーなどの対応が可能。
次の動画はニュースで紹介されたサンディエゴのHUB紹介の動画ですが、10分と長いので適当に飛ばしながらご覧ください。


そしてそして、JPAA幹部の方々が沢山おられるサウス・ベイ・エリア〜シリコン・バレーのエリアの大きな街、サンノゼにも今まさにオープンするところというThe HUB, SanJoseがあります。(本当は6月オープン予定だった) ここには全米でも最大級のインドアコート20面が設置! これは凄そう。我が家からは車で1時間。たまに行けるなという距離です。
施設内のプレビュー動画はこちらのHUB San Joseのウェブサイトをクリックして下さい。

日本でも、コスコ(コストコ?)ができるスペースがあるのであればPBall総合娯楽施設もできちゃう筈。ではありますが、その前に家族やオフィスのイベントとして「みんなでピックルやりに行こう〜!」とすぐに盛り上がるような波をまず作って行かないといけないですね。

日本の普及活動のサポートができたら嬉しいのですが。。。。

Aya

最新情報をチェックしよう!
    >こころもからだも幸せに

    こころもからだも幸せに

    本当に大事なことは、自分自身と自分の愛する人たちの心とカラダの健康に気を配ること。どんな人でも”明日は何が起こるかわからない”のだから、今をキラキラと輝いて生きてゆきたい。