私のファミリーが週末を過ごす家は、大きな川に面しているため通称リバーハウスと呼ばれています。リバーハウスには毎週沢山の親戚や仲間たちがやってきます。”人が集まれば食も集う”というわけで、人がたくさんやってくる分私たちも沢山の手料理を作ります。 今回はファミリーの家庭菜園で取れた新鮮なフルーツをたくさん頂いたので、お返しにヘルシーなデザートとして”フルーツ・サラダ”を作りました。このメニューは日本だと”フルーツ・ポンチ”とか”フルーツ・パンチ”と呼ぶようですが、こちらではパンチ(Punch)というと、フルーツの実とかが上にちょっと浮かんでいる飲み物という感じ。日本のフルーツ・パンチはこちらでは”フルーツ・サラダ”という位置づけなのです。
で、こちらのフルーツ・サラダは、私が作るスープ(ジュース)入りのタイプとスープなしの、フルーツだけのものとあります。私はスープ(ジュース)タイプが好きなので、今日はこちらを紹介します。
基本的にはあらゆるタイプのフルーツを2cm角くらいに切り、大きな見栄えの良いガラスのボールなどに入れ、そこに私はレモネードを流し込みますが、代わりにアイスティーとかでも良いし、赤ワインなどを入れればスペイン発祥のサングリアになります。
今回はファミリーの家から真っ赤に熟したザクロをたくさん頂いたので、それを加えました。尖った方を上にしてそっと十字に切り目を入れます。そして切り目に指を入れて手で割ると、プツプツとした赤い身がたくさん現れます。それをそっと剥がして行きます。水を張ったボールの中で行うと、剥がれた身がボールの底に沈むので身を取り出しやすいです。また、十字を割る時とかに実をつぶすと赤い汁が飛び散るので、エプロンとかの着用をお勧めします。これは私の経験から感じるのですが、実をバラして器やジップロックなどに入れて数日経った方が甘味が増すような気がします。
フルーツをボールに入れて、レモネードを加えて最後にちぎったミントの葉を一面に散らして出来上がり。なんといってもこの彩りが綺麗です。
今回は、イチゴ、パイナップル、ぶどう、ザクロ、ブルーベリー、メロンそしてミントの葉を加えました。 大勢の時はプラスチックの200mlサイズのカップなどとスプーンでいただきます。さっぱりしていて大人から子供までヘルシーにいただける涼しげなデザートです。