２日前の5/5/2020、私のいる街ではついについに、約２ヶ月半ぶりにテニスコートとピックルボールコートが”条件付き”で解禁となりました！
解禁となった午後１番で私のケータイの電話が鳴りましたが、私のテニスのコーチからです。「アヤ、私今テニスコートをチェックしに来たの。そしたらちょうど今、女性がコートの入り口の錠前を外してるとこで、これからテニスしてもOKですよと言われたの。アヤ、1時間後テニスできる？」と言ってきました。私のコーチは67歳のインドネシア人で、両親ともにインドネシアのナショナルチャンピオンだったので、物心ついた時からテニスラケットを握っていたという話です。今は彼女の息子がプロのテニスコーチとなってます。
私のコーチは２ヶ月以上もテニスコートに出てなかったので、この日を待ちわびていたのでしょう。私も彼女とのセッションが何ヶ月もなかったので寂しく、すぐにOKしました。この街では、テニスコートと同時にピックルボール・コートも解禁になりました。条件は同じです。まず、私がよく行くピックルボール のコートは８面あるのですが、それを４面だけにして空きスペースをたくさん作りました。そしてその条件とは？
上の”アテンション（最注意事項）”を簡単に訳してみると、、、、
「健康と安全が最優先です。この街の安全健康ガイドラインに従って市営コートを責任持って使用してください。4/29以降（実際は5/5だったが）テニス、ピックルボール等のアウトドア・アクティビティーは可能になりますが、コミュニティーの以下のガイドラインに沿ってプレーを行ってください。」（以下はテニス・ピックルボール同様のルールの様です）
• ソーシャル・ディスタンスの人と人の間は常に1.83メートル以上離れていること。
• 1コートにつき2名のみがプレー可能（シングルプレーのみ）
• パドル、ラケットといった道具類や水のボトルなどを他人とシェアしないこと。
• プレーヤー1人が自分の名前やマークの入ったボールを使用し、そのボールは持ち主本人のみが触れる。他の人はそのボールを触ってはいけない。
• プレーヤーはコートサイドを交代してはいけない。
• コートの外に数人で固まったり、コート外のベンチやピクニックテーブルなどにくっついて座ったり集まったりしてはいけない。
• できればプレー中も、そしてプレーの前後にはマスクを直用のこと。
•複数の人の”接触ポイント”をできる限り少なくする為、コートのゲート（扉）はいつも開けたままにしておく事。
• コート使用者は自分でハンドサニタイザーや消毒液を持参する事。
• わずかでもCOVID-19の症状、兆候がある人はコートに近づかない事。
以上、かなり厳しい条件もありますね。
私はコーチから電話のあった1時間後に彼女とテニスのセッションをしました。最初、2人の内の1人だけしかボールに触らないでプレーできるのかと不安でした。新しいボールを３個出して打ち合いを始めましたが、コーチだけがボールに触り、私が打ちそこなって転がったボールは、私が足とラケットを使ってボールを拾いラケットに置いたボールを落として相手側に打つ事で、私は全くボールに触らずにプレーを2時間も続けることができました。ただ、極端に言えば、私は汗を拭いたりして自分の顔に触った手でラケットに触り、そのラケットがボールに触るので、100％安全だったかと言えば、少々疑問が残ります。でも私もコーチもできる限りルールを守って行いました。さすがにマスクしてプレーはできませんでしたが。
隣のコートには、私の仲間や知り合いのシニアプレーヤーがやって来て「やー。やっとテニスができるねー。最高だよ！」と言いながら楽しそうにプレーをしていました。
地面にあるテニスボールをラケット一つとか、私の様に足とラケットで拾い上げることはそんなに難しくないので、手でボールに触らずにプレーが可能です。ただしサーブはボールを触れる人しかできませんが。
しかしこの条件下でピックルボールは出来るのか不安です。ピックルボールのボールは転がりやすく、地面にあるボールを手で触らずにパドルで拾い上げることができるのか。シングルゲームのみでコートも今までの半分の数しかなければ常に待っている人の数が多くなってしまうでしょう。大勢のプレーヤーが、解禁のこの日を待ちわびていた事でしょうから、コートは来週くらいから、解禁を知って家を飛び出して来た人たちでごちゃごちゃになってしまうのではないかと不安です。来週はピックルボールコートに様子を見に行ってみようかなと思います。