アメリカに住んでいると、ハンバーガーやホットドッグやピザなど、簡単に食べれて不健康な食事ばかりしているところに住んでいる、というイメージをもたれたりします。確かにこういった”ファストフード=ジャンクフード”が大好きな人たちが多い国ではありますね。
でも、私が長年住んでいたニューヨークのマンハッタンや、ここカリフォルニアには食生活に気をつけている人がたくさんいます。
日本食はヘルシーというのが世界共通のイメージですが、しかし日本食は、例えばお漬物やお味噌汁、お魚の塩焼きなどはかなりの塩分を含んでいるし、煮物やすき焼きなどは、塩分だけでなくお砂糖もかなり使います。トンカツや唐揚げなどの揚げ物も人気だし、日本のファストフード(Fastfood)代表のラーメンのカロリーの高さは有名ですね。やはりある程度の塩分を舌が感知しないと”美味しい”と思わないものです。私の大好物はお寿司としゃぶしゃぶですが、お寿司はやはりお塩か醤油が必要だし、しゃぶしゃぶはつけダレがなければ食べれません。
アメリカであれ日本であれ、私が大事だと思うのは要するになんであれ”量を加減する”ということです。アメリカ人に健康を害するほど体重オーバーの人がめちゃくちゃ多いのは、”塩分や糖分や脂分の多い食べ物を必要以上に食べ過ぎる”からだと思うのです。食べ物そのものの量を少し減らすこと、塩分や糖分や油を控えめにすることでかなり健康に食生活を送れると思います。
私の周りの人たちは皆食べることが大好きです。私は普段のほとんどの週末は、アイボーの両親の家で賑やかに過ごしますが、アイボーのお母さんとおばさん、特におばさんのマリーはお料理が大好き。毎週末私たち三人はキッチンでほとんどの時間を過ごし、それぞれに得意料理を作って毎週やってくる違う仲間たちとみんなでワイワイ楽しみます。そしてみんななるべく健康に注意しながら食べています。
毎週末私の地元では、取れたての野菜や果物を売るファーマーズ・マーケット(朝市)が開かれ、私も毎週行きます。値段的にはその辺のスーパーより高めですが、オーガニックや新鮮な食材を入手できるのです。そこに毎週私のアイボーのお気に入りのお魚屋さんが出店するのですが、このお魚屋さん、本当に新鮮な物ばかりを提供してくれます。特に鮭は私は日本でもこんなに脂の乗った美味しい鮭は滅多に見つけられないのではと思うほど、めちゃくちゃ美味しいです。
そこで今回はこの新鮮な鮭でお刺身サラダをアイボーの両親の家(週末ハウス)で作ってみました。この時は6人ほど人がいて、オードブルの一部として出したので、以下のレシピは前菜サイズとして約6人分です。
〜〜 生シャケの新鮮お刺身サラダ 〜〜
材料
新鮮なお刺身用シャケ x 約800g
マリーの家で取れたトマト x大1個
紫玉ねぎ x1個
ハウスの冷蔵庫にあったピクルス x大1個
ケッパー(日本ではケイパーとも言う?)適量
ソース
醤油(半カップほど)
レモン汁:小さじ1杯
みりん少々
ワサビ少々
作り方
1:玉ねぎを薄切りにし苦味をとるためとシャキッとさせる為にしばらく水にさらしておく。その後水から上げて水気を切っておく。
2:生鮭はこちらでは塊で売ってるので、さっと水洗いしてキッチンペーパーで水気を拭き、骨抜きをしたらお刺身サイズに薄くスライスする。
3:トマトを1cm角のみじん切りにし、ペーパータオルで水気を取る。
4:ピクルスもみじん切りにしてペーパータオルで水分を取っておく。
盛り付け
大皿にまず玉ねぎを一面に敷き、次に鮭のスライスを敷き詰め、その上にトマト、ピクルス、そしてケッパーを全面に散らす。
お茶碗サイズの器にソースの材料を入れて混ぜ、各自スプーンで好みの量をサラダにかけて戴く。
*今回の鮭は油が乗っていたので、更にオイルを足したりしませんでしたが、脂の乗りの少ない鮭の時とかは、オリーブオイルやごま油などを少々ソースに足すこともあります。ただ、ごま油の時は、ピクルスやケッパーがごま油とあまり相性が良くないのでこれらは控えます。ピクルスやケッパーの他にみじん切りしたオリーブなども合いますね。
これは見栄えも華やかで美味しそうなので、みんなに大好評です。このいつも行くファーマーズ・マーケットで買う鮭は、お刺身で食べるとまるでマグロの大トロのようにクリーミーで甘味があり最高に美味しいです。
ファーマーズ・マーケットのこのお魚屋さんのおかげで、私は最低でも週1回は鮭を食べています。
サーモンのお刺身サラダを作ってみた
- 2020年1月31日
- 2021年2月2日
- FOOD & EAT, Home Cooking
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