いまだ世界に蔓延を続ける新型コロナウィルス、COVID-19です。
私の住むアメリカを中心に、世界の様子をみて見ました。
まず、こちらの動画は、2週間前にニューヨーク・タイムズがアップしたものです。
世界の著名な人々も・・・・
イギリス:数日前に英国王室のチャールズ皇太子がコロナ陽性反応が出たと報道されましたが、本日は英国首相のジョンソン氏と保健相も陽性反応が出たとのこと。
イタリア:オペラ歌手のプラシド・ドミンゴも陽性とのこと。
イラン:2月には副大統領のエスハク・ジャハンギリも陽性結果が出ましたが、現在は回復して職務復帰しているそうです。
カナダ:首相夫人ソフィーさんが3/12に感染を発表。
スペイン:サンチェス首相のベゴニャ・ゴメス夫人が3/14感染発表。
モナコ:モナコ王子プリンス・アルバート二世も3/19感染を発表。
アメリカでは・・・・
アメリカ:NBAプロバスケの選手、ルディー・ゴバートと、同じユタ・ジャズのチームメート、ドノバン・ミッチェル。そして昨年までサンフランシスコのゴールデン・ウォリアーズでトップスター選手として活躍(現在ブルックリン・ネッツに移籍)していたケビン・デュラントも陽性とのことです。NFLプロアメフト選手のショーン・ペイトンとか、マイアミ市長のフランシス・スアレスも。
アメリカでは連邦議会上院がアメリカ史上最大の景気刺激策として2兆ドル(220兆円)のアメリカ史上最大の景気刺激策を可決。そして今日にでも下院での採決が行われ、これも可決すればトランプ大統領がサインをして以下の支援が決定します。こういった大規模な支援策も、アメリカならではだと思います。
経済支援策の主な内容は次の通り――。
- 年収7万5000ドル(約825万円)以下の大人1人に1200ドル、子供1人につき500ドルを直接給付
- 失業給付を拡大。これには自営業や単発仕事のフリーランスの人も初めて含まれる
- 5000億ドルの資金枠で、航空業界など新型ウイルス拡大で特に打撃を受けている業界に融資
- 中小企業支援には3500億ドルを用意。雇用を維持して従業員に給与を払えば、返済不要にする
- 感染対策の最前線にいる医療機関など医療体制整備に1000億ドルを充てる
アメリカで世界に流れにくいレベルのニュースもある
DV:自宅軟禁が強いられて2週間近くとなりますが、意外な問題も出てきました。DV=ドメスティック・バイオレンスが増えたことです。今までは昼間は外に働きに出ていた妻または夫。それが自宅軟禁で2人とも一日中家にいることにより、夫の不満は妻に向けられいつも以上に暴力がエスカレートするケースが出てきています。妻はDV援助施設に連絡したくても夫は一日中家にいて電話をかけにくい。またはメールでの相談も、夫にいつメールを打っているところを見られるか分からないという怖さがあって、なかなか実情が表に出ないことも問題のようです。
ポルノ??:世界最大のポルノ(アダルト)動画サイトの”ポルノハブ”。この会社はマスクを5万枚購入してニューヨークやニューヨークの病院などに配ったり、自社サイトの売り上げ一部をコロナ被害者(?)の救済のために寄付したりとコロナ関連に大きく貢献しています。自宅軟禁者は全世界で2千万人を超えているという中で、ポルノハブの視聴率はこの1ヶ月でかなり伸びたそうです。風俗店やナイトクラブなどに行けなくなった人たちの行き先はこういうオンラインサイトというのは納得がゆきますね。そして同サイトでは4/23まで、通常1000円ほどのプレミアム視聴料が無料になるとのことです。これは全世界の視聴者に対するサービスのようです。興味のある方はこちらからを読んでください。
アメリカでは、ついに感染者数が中国やイタリアを超えてトップになってしまいました。この2週間弱の自宅軟禁は少しづつだけどもあと数週間したら確実に効果を表し感染者数は減るはずです。とはいえ、すぐに全滅するわけがなく、1人でも感染者がいれば、それが10人、100人と広がる可能性があるわけなので、全く油断はできません。
引き続き手洗いや、人との距離を置くことしかない現状です。