新型コロナの検査5回とワクチン摂取2回しました。のリポート


5日前、私はアイボーと新型コロナのワクチンの2回目の摂取を行ってきました。このブログを続けて読まれている方ならご存知と思いますが、私は昨年10月以降何度もカリフォルニアとハワイのマウイ島を行ったり来たりしています。いつも「向こうに行ってから次の予定を考える」ので飛行機はだいたい片道分だけ買います。こういう旅行の仕方は日本では仕事や家庭の予定などがしっかり詰まってたりするのでなかなか出来ないですよね。私も初めは帰りの予定の分からない旅行はなんか不安でしたが、今ではすっかり慣れました。まあ私もアイボーも基本的に仕事はケータイとパソコンがあればできるからこんな生活も可能なのです。

さて、日本には州というものはありませんが、一番大きな島を本州と呼びますよね。アメリカは50州あるけど、ハワイ州とアラスカ州以外の一番大きな領土はメインランド(本土)と呼んでいます。そしてアメリカでは日本と違って州ごとに全く違う法律があります。ハワイ州の現在の決まりでは、アメリカのメインランドや外国からハワイに入ってくる全ての人は、ハワイ行きの飛行機に乗る72時間以内前に新型コロナの検査を受けなければいけないとあります。(確か今は日本も同じだったと思いますが。)なので私はマウイ島に行くたびに毎回コロナの検査を受けました。検査代金は、急ぎでなければ近場の検査場(小学校の体育館とか)で無料で受けられます。でも旅行72時間以内前とかの急ぎの場合は検査は1人1回2万円くらいします。オンラインで予約して各航空会社の空港パーキングエリアなどで、ドライブスルーで検査を受けたり、あるいはオンラインで申し込み検査キットを自宅に送ってもらい、ZOOM(オンラインビデオ会議・システム)でパソコン画面の検査員の指示に従いながら自分で検査を行い、そのサンプルを宅急便でラボに送ります。ZOOMで行うことで検査員が、出発72時間以内前に行なった証明を検査結果に記載してくれます。飛行機がハワイに到着すると、空港内で係員たちが待ち構えていて、私たちの”検査結果証明”のQRコードをチェックして、そして私たちはハワイの空港を出られるというシステムです。 私はコロナの検査は既に合計5回ほど受けています。毎回色んな場所でいろんな方法で受けました。

現在新型コロナの検査もワクチンもアメリカではもうほとんど誰でも簡単にすぐ受けられます。そして基本的に上記の例外を除きどちらも無料です。次の写真数枚は空港で受けた検査の模様。私はこの時UNITED(ユナイテッド)航空利用だったので、ユナイテッドが実施する検査に行きました。場所はサンフランシスコ空港脇のだだっ広いUNITED専用駐車場です。

大きなテントの中にABC・・・とレーンが示され、係員に指示されたレーンに入る。最初から最後まで車から出ることはない。そして私たちはもちろん終始マスク着用。
レーンに沿って車をゆっくり移動させると、屋根付きバス停みたいなのが現れる。その中にコロナ検査関連の器具や検査キットなどがあり、数名のスタッフもここで働いている。
指定の位置に停車すると係員のお姉さんがやってきた。口頭で名前と生年月日を言い、私たちの運転免許証(ID)を提示。お姉さんはiPadみたいなので私たちの事前オンライン登録したデータを確認中。
お姉さんが運んできたワゴンの中には検査キットが沢山入っていた

その中から検査キット2部を取り出して私たちに車の窓越しに渡す。キットと言ってもジップロックバッグに入った綿棒とプラスチックの綿棒ケースと説明書きのみ。説明がきには「このバーコードで検査結果を見ることができるから取っておく様に。結果は”Color .com /covid-test”で見れる。 このバーコードを写メに撮ってもOK. 結果はメールにて通達。通常は48時間ほどかかる」 とあります。でも私たちは旅行72時間前の検査の場合、いつも検査を受けたその日の夜には結果がメールで送られて来ました。ZOOMで自己検査した時は、まず検査キットを取り寄せ、検査後綿棒を最寄りのUPSから送るという手間がかかりましたが、やはり送った翌朝には結果がメールで知らされました。パソコンや知らない人とのオンラインビデオ会話が苦手な人には向かない方法かも。


お姉さんの指示に従って綿棒を取り出し自分で鼻腔に入れてちょっとぐるりとしてからプラスチックのケースに入れキャップをしっかり閉める。ケースをジップロックに入れてお姉さんにキットを渡して検査は終了。


もう最近はどこでも検査もワクチン接種もできるので、オンラインで予約したらあとは予定の時間に所定の場所に行くと、待ち時間はほとんど無くて直ぐに検査やワクチン接種が受けられます。次の写真2枚は2回目のワクチン接種時のもの。写真を撮るのは嫌がられるので遠目に撮った2枚だけ。自宅から15分のとこにある大きな遊園地(コロナにより閉鎖中)の大駐車場で。オンラインで予約して自宅から近い接種場所を選び、当日時間ぴったりに行きます。
ワクチン1回目は先月ハワイで行いました。ハワイ住民じゃなくても大丈夫かなと思いましたが全然OKで、オンライン予約の後チェーン店のドラッグストアで、登録した名前や生年月日を言ってIDを見せたら直ぐに注射をしてもらえます。「どちらの肩に打ちますか?」と聞かれ、椅子に座り私は利き腕でない方の左肩に打ってもらいました。接種後は、2メートル置きに椅子が4〜5脚ほどありそこで15分間座って待ちます。咄嗟の副作用反応が出ないかチェックする為です。15分何のリアクションも起こらなければそれで帰宅してOK。1回目の摂取は午後1時。その後夜から私もアイボーも摂取した肩周りが筋肉痛みたいに一晩腫れましたが、24時間後には普通に戻りました。ちなみに検査もワクチン投与も、医師や看護師とかでなく普通の学生さんみたいな人たちがボランティアでやっている様です。もちろんきちんと研修を受けてるとは思いますが。
次の写真2枚の2回目は先週カリフォルニアに帰宅してから行きました。何十人ものボランティアが10くらいあるレーンにそれぞれ車を扇動してくれ、その指示に従って車をゆっくりと移動して、車の窓を開けて腕を出し注射をしてもらいます。私は右利きだから注射は前回同様左肩に。アイボーは左利きだから注射は右肩に。なので私が私の車を運転して行きました。アメリカは左ハンドルだから私が運転すれば車の窓から左腕を突き出してチクッと注射して貰いやすいです。
もしアイボーが運転して行ったら、現地で2人とも車から出て彼は右肩に、私は左に駐車してもらわなければなりません。

2回目の摂取後は私もアイボーも1回目同様、打った箇所に筋肉痛のような痛みが出ましたが、アイボーはそれで終わり、私は翌日少し熱と寒気と倦怠感が出ました。なので翌日私は1日休みました。2日目にはそれも治って通常に戻りました.

他の人はどうなんだろうと思って試しにFacebookのピックルボール・コミュニティー・ページに「ワクチン摂取した後、なんか症状が出ましたか? 摂取後すぐにピックルボールしましたか?」といった質問を投稿してみました。そしたら80件くらい回答があって、多くの人がだいたい1〜2日疲労感や局所に痛みを感じていたようです。でも中には2回目摂取後2時間後にはPBallのゲームをしたというタフガイもいました。
一般的に「1回目は1日程度局所に痛みを感じる」で、2回目は1回目より強めの反応を見せる人の方が圧倒的に多く、半日〜3日ほど局所に痛みや圧迫感や筋肉痛の様な症状が出て、中には発熱や倦怠、疲労感で寝込む人もいる」という感じです。でも年齢や基本体力等で人により反応は様々です。
私がアドバイスするとしたら、もしかして何らかの症状が出る可能性があるからワクチン摂取するなら、その後2日ほどはパーティーや大事なイベントなどが無い”安全日”を選んで摂取を予約すると良いと思います。

アメリカではワクチン摂取後次の写真のような”ワクチン摂取証明書”というカードをもらいます。私の個人名を出したく無いので名前と生年月日は架空のものです。アメリカでは今後このカードが暫くは何かと必要になることが多くなりそうです。例えばコンサートとかハワイに入る時もこの証明カードを提示してくれと言われるようになりそうです。

ピックルボールでは、ついにある地元の大会で”出場登録するにはワクチン2回摂取証明カードのコピーを見せること”が出場資格に入って来ました。これに関してはさすが発言自由のアメリカだけあって、もう各地から賛否両論の大討論となって炎上しています。ワクチン反対派もかなりたくさんいる様です。
(下の追記をご覧ください↓)

私がワクチン接種をしたのは、いつも会っている家族や友人に新型コロナに感染した人が何人も居て苦しい思いをした人たちを見て、自分が感染するのはまだしも他人には移したくない、という理由で受けました。

日本ではいまだに、本当に未だに! ワクチン接種を一般の人たちが普通に受ける事ができない状況と聞きます。もうびっくりです。インドも相当酷い状況みたいですね。インドは元々衛生面で大変問題の多い国なので心配です。

新型コロナのない安全で平和な世界が早く戻ってくることを祈っています。



追記(5 /13 /2021)
本文の赤字部分に関して「なぜ賛否両論の大討論になったのか? ワクチン摂取は無条件に良いことなのではないか?」というご質問をいただいたので、追記として書きます。

新型コロナのワクチンは、2回摂取すると新型コロナのウイルスから97%くらいの高い確率で感染を防ぐことができると言われています。なのでアメリカ政府も国民の多くもワクチン接種を1日も早く、1人でも多く摂取すべきと考え訴えています。しかし、これはまだ法律や規則で”アメリカに住む全ての人が摂取なければならない”と決まったわけではなく、個人判断で行います。(病院関係者やコロナ関連のボランティアなどは別)なのでワクチン反対者が出てくるのです。
反対者の意見は「ワクチンは出来上がったばかりで副作用の事例や副作用への臨床記録などが殆どない。もし数年後に多くの人たちがこの副作用で病気になったら政府はどう対処や弁償するのか! 将来的な絶対の安全保障ができないワクチンなど摂取したくない」というのが主な理由です。
どこの国にも「政府から右へ行けと言われたら自分は左に行く」というへそまがりは必ず居ます。

「共産国じゃあるまいしトップから支持されたからといって国民全員がよく考えもせず無条件で国に従うなどできない」という人たちがアメリカにも沢山いるということなのです。

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