COVID, 19日間ピックルボール・フィットネス・チャレンジ:7日目
新型コロナウィルスの影響でピックルボールコートはどこもクローズ。プレーができなくて運動不足になっている方も多いと思います。 そんな今こそ基礎体力を強化しピックルボールがプレー解禁になったときに、自宅軟禁生活以前よりもパワーや瞬発力や持久力のある体でプレーを再開したいですね。 そんなあなたのためにピックルボールのコミュニティーサイトであるPickleballist.com では4月29日から19日間、毎日19分のピックルボーラー用のエクササイズ種目を行うチャレンジイベントを行ってまいます。その名も”COVID, 19day Pickleball Fitness Challenge (COVID 19日間ピックルボール・フィットネス・チャレンジ)”です。チャレンジなので、最初から最後まで19日間やりとした方々には最後には賞品なども出ますが、トップ・プロ選手やインストラクターが日替わりで提供するエクササイズの内容が非常に良いため、本ブログでは、エクササイズだけを紹介、日本語解説をします。
本日はチャレンジ7日目です。
Day-7, Corrine Carr からの挑戦
コリーンさんは、ゴルフ奨学生としてサウス・カロライナ州大学へ行き、ミシガン大学でファイナンスのPhD=博士号を取得し、現在はノース・カロライナ州のキャンベル大学でファイナンスの教授として教壇に立っています。 テニスとゴルフは幼少から行い、テニスではジュニアクラスの選手だったこともあるそう。6年前にピックルボールを始め、USAPAナショナル・チャンピオンシップやUSオープン、トーナメント・オブ・チャンピオンシップなどでダブルスで優勝。才色兼備プラス、スーパー・アスレチックな女性です!
では、早速彼女の紹介するフィットネス・エクササイズを見て行きましょう。彼女は動画の中で「ここは私の自宅の庭です。現在ちょっと膝のトラブルがあるので柔らかな芝生の地面でこの動画を撮っています。」と言っています。
本日のエクササイズのポイント
本日のエクササイズは、脚や体への衝撃が少ないロー・インパクト運動がメインです。ピックルボールでは常に左右の動きが入ってきます。この左右の動きをより敏捷に、強くまたスムースにさせるためにバランス力、大臀筋や大腿四頭筋などを強化できるエクササイズを紹介します。
本日の動画解説
- (1 min) Airplane -bringing leg back straight and make airplaine position and then drive up the knee.
• エアプレーン→片側30秒ずつ計1分間
片足を真っ直ぐ後方に下げ飛行機のポジションを作った後、同じサイドの足を膝を突き出しながら前方にゆっくり振り上げる。〜バランス感覚を養うトレーニング。
*ティップ(ワンポイントアドバイス):足がフラフラしてなかなかバランスが取れない場合は、椅子やホウキなど支えを使ってやってみよう。 - (1 min) Side lunges
•サイド・ランジ→片側30秒ずつ計1分間
前述の通り、横動きの多いピックルボール向けエクササイズ。これはハムストリングや大腿四頭筋などの筋肉を強化できます。上半身が前のめりになったりしない様注意。 - (1 min) Drop squats
• ドロップ・スクワット→1分間
ピックルボールでは、キッチン周りのノン・ボレー・ラインに陣取ってハーフ・スクワットでいつでも返球できる姿勢になることが多いです。このエクササイズで大臀筋を鍛えて安定したハーフスクワット状態を作れる様にします。また、このエクササイズはドロップ・スクワットなので、スクワットでジャンプして手を交互に地面にタッチさせます。(*敏捷性や柔軟性なども向上させられますね。) - (30 sec/side) Plank walk each side
•プランク・ウォーク→片側30秒ずつ計1分間
これはピックルボールはもちろん、どんなスポーツにも必要なコア(体幹)を鍛えるエクササイズです。 これは普通のプランクから腕を交互に伸ばしてプッシュアップのポジションになってから再びプランクに戻ります。プランクに”動き”の入ったエクササイズで、腕の筋肉も同時に強化できます。
*コンクリートの地面などでやる場合、前腕が痛くなったりするので、あれば世がマッタの上でやるとか、なければ腕の部分にタオルを敷いて行うとかすれば良いかと思います。 - (1 min) Zig Zag lateral shuffle to sprint
•ジグザグ・ラテラル・シャッフルからスプリントへ→1分間
*ピックルボールはコートがテニスコートより小さい分、細かく動くことが多いです。短い距離のスプリントやチョコチョコと左右に動く動きなど。これらに必要な瞬発力や左右の動きなどをこのエクササイズで向上させます。
コーン(なければペットボトルとか代用できるもの)を三角上に置き、ジグザグに横走りに走ります。一番遠いコーンまで行った後は、スタート地点まで普通に真っ直ぐ走り戻ってから再び同じルートを横走りのスプリント(短い全速)で走ります。
彼女は通常これを3セット(1分間x3セット)行うそうですが、皆さんも体力や時間がもっとあれば数セットやってみて下さいとのことです。
まとめ
私はこのコリーンさんのエクササイズはとても良いと思います。コーン以外の器具を使う必要もないし、コーンもあらゆるもので代用できます。4番までは自宅の小さなスペースでもできる、”いつでもどこでもできる”そして自分のアスレティック・レベルや年齢などに合わせて楽にでも厳しくもできるし、そしてどれもピックルボールの向上にとても有効です。
ぜひ試していただきたいですね。