ピックルボールの競技には出ないと言っていた私だが・・・
こんにちは。今日もカリフォルニアのベイ・エリアは40度近い気温でお暑つーございます。
そんな今日この頃、なんとこの私がピックルボールの試合に出てきました! 私のブログを初期の頃から読んで下さってる方なら、私が当時から一貫して「ピックルボール(PBall)を始めたのは単に楽しいからで競技することには興味なし」と言ってきたことを覚えておられるかもしれません。私は14年間もスポーツ競技とフィットネスの世界に居て、もう競技に追われる生活は勘弁。これからは健康と社交を目的のPBallを楽しんで行きたい。と思ってきたのです。厳しい体重制限、果てしない毎日のトレーニング生活、常にライバルの動向をチェックしランキングを追いかけそして1年を通して都市から都市、国から国へと移動して大会出場する生活。当時はまだ若かったからそんな生活も楽しかったけど、今は旅行したいとしたら”ピックルボール・バカンス”くらいです。ハイ。上記の理由から、スポーツ競技を追いかける生活はもう嫌よ、と言ってきたわけです。(ただ、体重クラス別に競うスポーツだったから大会前は厳しい体重削りで苦しい思いしたけど、それをする必要がなくなった今はなんと4Kgも太ってしまって大変まずいことになってます。汗)
JPAAのコミュニティーに日々ハマっていった私
ピックルボール108のブログで私は”全米在住日本人ピックルボール協会(JPAA)”の存在について記述しました。そのJPAAの副会長さんでおられるMoshさんが私のアイボー両親の週末の家リバーハウスに2日続けてPBallプレーにいらっしゃった話も”ピックルボール109”で報告しました。それからはもう毎日オンライン上で仲間の方々とPBall関連の話題で盛り上がりなんかどんどん深みにハマっていったような・・・笑
そんな折、Moshさんから「JPAAの日本支部長(!?)の原さんがバケーションでこちらに来られるので、歓迎の意も込めてミニ競技会をするので是非Ayaさんも参加下さい。」と連絡が。今年出来たばかりのJPAA組織と聞いていたが、既に日本支部長までいたとは!そして私に競技に参加してと言ってくるとは・・・! 明るく屈託のないMoshさんのセールストークが上手くてなんかすごく楽しそうで行かなかったら損じゃない? と思ってしまい思わず「行きます。やります。」と答えた私でした。日本支部長の原さんにちなんでその名も”原カップ2”。ということは以前原カップ1があったのでしょう。やると答えた理由がもう一つあって、この原カップ2の優勝トロフィーが3Dプリンターを駆使して作られたとっても素晴らしい物だったから”あれ欲しい!”という欲が出たためでもあります。なんでも元(?)Google社のデザイナーさんの方がこのトロフィーを作られたそうで、噂では24金で出来てるとか。(ただの噂である・笑)しかしこのデザイン素敵過ぎます。ウインブルドンテニスの優勝トロフィーなんて単なる銀のお皿、銀盆ですよ。(すみません、銀盆に失礼でした!)それに比べてこの3Dトロフィーはオリジナリティーに溢れています。欲しいなー。
原カップ参加は決めたけど・・・
決めたのですが、実はここ数ヶ月何やら肩が痛いのです。プライベートのクリニックに行ったら”frozen shoulder”だと言われました。直訳では凍った肩? 日本語だと私は50代だから五十肩になったという訳です。これは歳取った証拠ではないですか!超ショックです。で、クリニックで私が落ち込んでたら、女医さんが「まあ、無理な肩の使い方してなることもあるから年だけのせいじゃないかもよ」と慰めてくれました。そしてちょうど一年前に受けたステロイド注射を今回も1本だけ肩に打ってもらいました。1年前のリポートは、ピックルボール92のブログでかなり詳しく書いていますので、興味ある方はご覧ください。
余談ですが、このクリニックの診察室の窓の向こうは駐車場で、とっても素敵なブルーのベンツの新車が窓から見えました。私が女医さんに「あのベンツステキだと思いません?」と言ったら「あら嬉しい。あれ私が最近買ったのよ。注射打ち終わったら車見せてあげるわ」と言い、本当に処置が終わったら車のとこ行って運転席に座らせてくれました!仕事中だろうに、こんな事日本では決してあり得ないですよね。 更に後部席をふと見たらPBallのポータブルネットとパドルのセットが!!! クリニックの受付のお嬢さんのお母さんがPBallにハマってて、その影響でお嬢さんもやり出し、その影響で女医さんもやろうと思ったそうです。で、よく聞いたらそのお嬢さんの母親は私やアイボー家族がよく知ってるPBall友達でした。なんとMoshさんがリバーハウスに来た時もこのPBallママも招待されてたのでMoshさんまで会っています。恐ろしい偶然すぎ!世の中は狭い!
〜〜 閑話休題 〜〜
1年前打ってもらった時は即効で局所の痛みがなくなったのですが、なぜか今回は打ってもらった翌日とかでもまだ肩の動かし方次第では痛みが走ります。YouTube動画など見ながら自宅でリハビリなどをしました。当日大丈夫だろうかと不安がよぎります。時を同じくして数名の方が怪我や他に予定が入ったなどの理由で参加NGとなりイベントはこじんまりとした感じになりそうで、それなら私も試合だと気合入れる感じじゃなく、仲間と楽しむ感覚でできそうです。ステロイドのコルチゾン注射を受けたのが木曜日で、3日後の日曜日がイベントです。金曜日1日肩を使わず、翌土曜の午後から車で1時間南下したパロアルトの街へ向かいました。朝が苦手な私は当日の朝慌てたくないので前日ホテルに1泊しました。1人でホテルに泊まるの結構好き! チェックインした後早速会場となるミッチェル・パークへ下見に行きます。予想外にだだっ広い公園で色んなセクションに分かれています。私が車を停めたとこからPBallコートまでは歩いて15分以上!!と思ったら皆さんはPBallコートのすぐ真裏の駐車エリアに駐めるのだそう。下見しておいて良かった! JPAAの会長さんでおられるKazukiさんが、夕方5時から明日参加のビギナーの青年たちに指導に行くという事で、私もお邪魔させていただき、そこで初めてKazukiさんともお会いできました。Kazukiさんの息子さんのとうまくんや北海道から旅行でいらしてる大学生たち。大学生2人はナント今日PBall初トライとのこと!でもサッカーやってたとかバドミントンやってたとかで、運動神経抜群。「これすっごく楽しい!」と言ってます。1〜2時間後にはかなり上達してました。素晴らしい!次の写真でカメラマンが会長のKazukiさん。大学生3人はりんとくん、ひなたくんしゅうごくん、青シャツは会長の息子さんのとうまくん。とっても好青年(好少年)たちです。
イベント当日
このミッチェルパークのPBall コートは試合とかの予約をすることは出来ず、誰かが一緒にプレーしたいと言ってきたら断ったり閉め出したりすることは出来ないという、パロアルトPBallクラブのルールなのだそう。ということで、まだ沢山人が集まって来ない朝7時過ぎにKazukiさんたちが場所取りをしてくださり、7:30からプレーヤー・ミーティング開始、そして8時から試合が始まりました。
このイベント主催の要を担っていたのが我らがMoshさんです。ところが!Moshさん、イベント前日にまさかの負傷! これは意外とよくあることで私も現役時代1度ならずも経験しています。右腕ギブス姿のMoshさん、右腕がダメなら左で勝負するかという意見も出ましたが、今回は主催者として最後までイベントを支えて下さいました。(ご自分の右腕を支えるだけでも大変そうだったのに。)次の写真2枚は試合の様子です。キッズ・プレーヤーたちはビギナーということで少しハンデをあげました。それでも結構上手! 参加者が少ないので全員総当たり戦となる”ラウンド・ロビン”形式で試合を進めるため、1人8試合ほど行います。自分の出番でない時は審判をやってもらいました。審判のお仕事も良い経験になりますね。
そして↑は第2位に輝いた原さん。なんと言っても今回のイベント”原カップ”のご主役で、イベント名の名誉を守られました!パワフルなバックハンドが印象に残っています。
ちなみに上2枚に写っているワイン(赤、白)は私のアイボー家族が趣味で毎年作っているファミリー・ワインで、これを賞品として戴きたく我が家から持参しました。
イベント後にはMosh家のお庭でバーベキュー!
こうして楽しいイベントはみんなの笑顔を残して無事終了。人数が少なかったので試合とか競技会といったイメージはなく和気藹々と楽しめた時間でした。その後みんなでレストラン・ランチ。朝8時からピックル8ゲームしてお腹空いてたし、みんなとピックルの話しながら戴くランチはとても美味しく感じました。しかしながらバーテンダー兼ウエイターのおじさんが、みんながメニューを頼もうとしたらそれを遮り自分が決めたメニューを「君たちこれにしなさい。これとこれ頼めば十分だよ。それでいい!」とか言って勝手に仕切ってました。実にアメリカらしいなー。笑
そして夕方からはまたもやMoshさんの主催でMosh邸の住人コミュニティー用の素敵なお庭でバーベキュー(BBQ)です。こちらには男性プレーヤーの奥様やお子様たちも集合。実は私今までの外国生活で日系とかじゃない100%日本人のコミュニティーに触れたことが、多分20年以上ほぼ全くなかったので、この日は、、、、うーん、なんと表現したら良いのか、、、、。なんというか、何十年も忘れていた日本人の心の美しさに触れた気がしました。きっとバリバリ超エリートの皆さんなのだろうけれど、そう感じさせない、威圧感のないナチュラルさがあるんです。そして奥様方も自然な光が内側から出ている感じ。お子様たちはとっても天真爛漫でピュアだし。皆さん人間の外側も内側も澱みなくキラッと輝いてて素敵。海外という環境でもアメリカの悪いところに染まることなく、かつ日々の生活やコミュニティーやソーシャルライフを楽しむポジティブさとエネルギーを感じ色々な意味でハッとさせられすごく新鮮で勉強にもなりました。BBQの後皆さんとの別れを惜しみつつ帰宅した私ですが、家にはアイボーの他に27歳のアイボー娘とそのBFがLAから里帰りしてこちらも賑やかでした。
そんなわけでこの週末は予想を遥かに超えた、とっても楽しくて有意義な週末となりました。主催者のMoshさんやKazukiさんやバーベキューで美味しい料理を提供して下さった奥様方、皆様に感謝です。そしてお疲れ様でした。
さて、Moshさんたちはもうすでに次回のイベントを計画中とのこと。次回は10月になるそうで、勿論日本からのご参加も大歓迎です。日本じゃなくてもどこからでも参加は受け付けると思いますが、もしご興味のある方は私までご連絡ください。できる限りのサポートをいたします。私のメールは aya@pickleballjp.com です。
件名と送信者のお名前の明記をお忘れなく。
最後に、えと、、、会長副会長の推薦を頂きまして、この度わたくしもJPAAのイースト・ベイ(辺り?)の支部長に拝命いたしました。よろしくお願いいたします。
JPAA= Japan Pickleball Association in America = 全米在住日本人ピックルボール協会
ウェブサイトはこちらから。
そしてFacebookをやっておられる方ならFBookのJPAAページはこちらからご覧いただけます。
宣伝ついでに、私が運営しているFBookのページ、”ピックルボール/Pickleball”のページはこちらから。
どちらもアメリカからピックルボールに関する生情報、最新情報、お役立ち情報などを紹介しています。
ピックルボールのおかげでピックルボール以外の幸せも見つけた私です。
皆さんもピックルボールでどんどん幸せを増やして行きましょう!
Aya