ピックルボールのサーブは簡単!?
はっきり言ってしまうと、ピックルボールのサーブは簡単です!自分の斜向かいのコートにボールが落ちるように打てば良いだけなので、あまり意識せずに雑に打ってしまう人も少なくありません。
しかし、ひとたび「もっと優れたプレイヤーになりたい」と欲や望みを持ち出したら、そこからはサーブも本気で考えなければなりません。
私はピックルボールのチャンピオンでも指導者でもありません。でも勉強するのは好きです。
『世の中の殆どの物や事は、始めに発案または作った人(たち)がいて、そこから先は”真似るか習うか”してそしてそれを”発展か応用”して大きくなって行くものである。』 〜と私は考えてます。
私はラッキーなことに、車で30分圏内に15箇所!もピックルボール・コートがある街に住んでいます。(この事はピックルボール4のブログで地図入りで解説しています)なので、1カ所にこだわらず色々な場所に行って選手や指導している人たちから教わったりします。また仲間たちから「You Tubeのあの選手の技術解説動画はためになるから見て勉強すると良いよ」などと教えてもらったりもします。 そこで今回はそうして色々な所から集めたサーブに関する有益なティップス(コツとか秘訣といった意味)を紹介します。
ピックルボールのサーブのルール
- まずはサーブのルールから解説します。ピックルボールのファウルとは違反、反則と言う意味です。
- 1:ピックルボールでは、サーブは腰から下の位置で打たねばなりません。テニスのようにオーバーヘッドで打つ事はできません。
- 2:これはテニス同様、足先がベースラインにかかっていたらファウルです。
- 3:ダブルスの場合、サーブ権は1人1回のみ。1人目のサーブでポイント負けしたら2人目のサーバーがサーブする。
- 4:サーブしたボールがネットに触れてからキッチンに落ちたらファウル。ネットに触れてから斜向かいのサービスコートに落ちたらサーブやり直し。
- 5:ボールをバウンドさせてからサーブを打つのは禁止。
- 6:サーブしたボールが相手キッチン内に落ちる、あるいは相手のノン・ボレー・ライン上に落ちたらファウル。←これ知らない人が多いので注意。
- 7:サーブしたボールが相手コートのセンターライン上に落ちたらセーフ。
ピックルボール・サーブのティップス
ルールを理解したら、次はサーブに関するティップスを何点か紹介します。
- 1:ボールから目を離さないようにする
- 2:ベースラインに足がかかっていないように注意する
- 3:サーブを打つ時には後ろ足に重心がかかっている事。サーブを打ちながら重心は後ろ足から前足に移動する。
- 4:ボールを打った後パドルの動きを止めず、ボールが飛んでゆく方向にパドルを自然に前方へ振る。上の動画をよく見て下さい。みんなサーブした後そのまま腕を振り上げています。
- 5:ビギナーのうちはカッコよくクールなサーブを決めると言う意識ではなく正確に打つ姿勢を持つ事。
- 6:中級以上の場合は、サーブは相手のバックハンドか足元にボールが行くように狙って打つ。
- 7:ビギナーのうちは、次の8のように考えず、こだわり過ぎず、とにかく斜向かいの相手コートの真ん中を目指して打つ事。
- 8:中級以上の場合、サーブはなるべくベースライン近くに深く落ちる(相手の取りにくい)ボールを打つ事。
- 9:あるいはスピン・サーブでノン・ボレーラインギリギリにボールが落ちるように打つ。(上級技術)ベースライン近くにいる相手を走らせ、焦らせる効果がある。
- 10:サーブした直後にネット側まで行かない事。相手が深くリターンしてくる場合が多いため。
- 11:ビギナーはとにかくアウトやファウルにならないボールを相手チームの枠内に入れることに集中すること。サーブが入らなければポイントも入らないことを忘れずに!
- 12:練習では毎回のサーブを”同じスピードと強さと距離と方向に打てる”ように何十回も何百回も練習すること。
- 13: 2秒ルールを行う〜2秒ルールとは、サーブを打つ前に2秒間心を落ち着かせてからサーブを打つことを言います。決して焦って慌てて打たないこと。この2秒ルールは効きます!
サーブ一つでもまだまだ沢山のティップスがありますが、とにかくアウトにならないことが一番大事です。サーバーのチームしかポイントを獲得できないのですから。
千里の道も一歩から。少しずつステップアップして行きましょう。