若きPBallスター:ピックルボール77

Photo Source: Paddletech.com
Photo Credit: Michael Gauthier (Freedom Photography)

Anna

アナ・リー・ウォータース。ピックルボールのトーナメントを追いかけているプレーヤーやプロ選手なら一度はこの名前を耳にしたことがあるかと思います。
彼女は世界最年少でピックルボールのプロ・プレーヤーになった女の子です。
現在彼女は14歳。お母様のLeigh Watersと共に”ダイナミック・親子デュオ”のニックネームで母娘チームとしてアメリカ中で活躍、金メダルを獲得しまくっています。まずはその最新映像。つい先週末行われたPPAウーメンズ・プロ・トーナメントの模様をご覧ください。ピンクチームがウォータース母娘です。
ここに映像を貼り付けできないのでここをクリックしてご覧ください。←の動画が見れない方は次のYouTube動画をご覧ください。こちらは今年1月に行われたAPPプンタ・ゴーダ・オープンのウーメンズ・ダブルス・ゴールドの模様です。コマーシャルが何度も入ってきてちょっとイライラしますが、気長に見てください。前置きが長いので、試合の始まる5分目過ぎから見ると良いと思います。膝にサポーターをつけているのがアナです。対戦相手はカレン・カーとアンドレア・クープ。

アナの経歴

(アメリカでは年上でも年下でも上司でも相手の名前を呼び捨てにするのが普通です。なのでここでもちゃん付けを省略します。)
アナは現在14歳。10歳の時、住んでいたフロリダで大洪水が起こり、アナとお母さんのリーはペンシルバニア州のお爺さんの家にしばらく避難しました。その時おじいさんから初めてピックルボールを紹介されたアナは「なんか年寄りの遊び?」と思ったそうですが、やってみたら一気にハマりました。ペンシルバニアでは、朝昼晩とプレーしまくったそうです。その後フロリダに戻ってからもお母さんのリーとプレーを続けました。

元々スポーツ大好き少女だった


小さい頃から体を動かすことが大好きだったアナ。ダンス、テニス・バスケットボール、体操、そしてサッカーと色々なスポーツに取り組みましたが、中でもサッカーは現在ジュニア・ナショナルチームのような団体でプレーしており、2020年の昨年はスペインの有名なバルセロナ・スタジアムで試合に出る予定でしたが、これは新型コロナのおかげでイベントが中止となりました。
12歳になったアナは既に様々なPBallトーナメントで優勝し、Paddletechなどのブランドがスポンサーとなって彼女は世界最年少プロ・ピックルボール・プレーヤーとしてデビューしました。現在まだ14歳!

お母さんのリーもすごい

やはりお母さんもスポーツを色々やって来ました。テニスに長いこと夢中になり大学4年間はテニスに明け暮れ、その後ソフトボールをプレーして来ました。が、テニスは燃え尽きた感がありしばらくテニスから遠ざかっていました。その後娘のアナが7歳の時突然「まま、テニスを教えて!」と言ってきたので、それをきっかけに再びテニスをプレーする様になりました。そしてピックルボールは先述のアナが始めたきっかけと同様、ペンシルバニアで自分の父親に紹介されて初めてプレーしました。リーはロースクールに通い、弁護士となり一時仕事で忙しくなかなかスポーツはできませんでしたが、最近は娘のアナがプロ・プレーヤーとなり、アナのダブルス・パートナーとして、コーチとして、母親として、全米中を試合のツアーで旅しまくる生活へと変わってきました。

RIPITPICKLEBALL

Image Source: RIPITPICKLEBALL.COM


そしてこのウォータース母娘のチャレンジはPBallだけに止まりません。母娘はファッションが大好き。そしてついに2人のオリジナル・ブランドを立ち上げました。RIPITPICKLEBALL  です。

Image Source : RIPITPICKLEBALL.COM
お母さんのLeigh Waters

まだオンラインストアーをオープンして間もないのか、商品はたくさんはありませんが、かわいいデザインが多いですね。
母娘でのPickleballチャレンジ、今後のご活躍を楽しみにしています。

Jack Munro〜もう1人紹介します

ジャック・ムンロ。彼はアメリカ最年少(12歳)で5.0ランクを獲得したプレーヤーです。ジャックは先のアナと同様スポーツ万能キッズでした。怪我をしてテニスができなくなったお父さんがテニスの代わりにピックルボールを始めました。ジャックは「ボールを使うスポーツは何だって大好きだったよ。バスケ、サッカー、テニス、バドミントン、ピンポン。。。。だからお父さんがピックルボールを始めた時も、”僕にも教えてよ!”とねだったんだ」始めた途端にメキメキと上達していったジャック。地元のカリフォルニアのシミバレー・ピックルボール・コートのおじさんおばさんたちからもジャックは大人気の少年となりました。10歳の時、ジャックはトーナメントに出てみたいと言い出しましたが、そのトーナメント参加資格は18歳以上でした。お母さんは主催者に電話して懇願しジャックは特別に参加させてもらいました。そこからジャックはトーナメントでどんどん勝って行きました。練習は朝8:30から12時までと3時から4:30まで、そしてお父さんが仕事から帰った午後5時から時には10時頃まで、、、とにかく一日中時間があれば練習をするそうです。学校などの勉強は、アスリートとしての特別なプログラムを設けてもらって、できる限りPBallを中心とした生活になるようにしています。ちなみに2018年のジュニア・ナショナルチャンピオンシップでは、ミックス・ダブルスで上のアンのチームと対決して負けています。
ジャックは12歳の時には、ウインブルドン・テニストーナメントで女性ダブルス優勝したプレーヤー、ジョアン・ラッセルと組んで2019ミント・US オープンのミックス・ダブルスで優勝しています。この時ジャックは12歳、ラッセルはなんと62歳(このトーナメント最高齢)だったそうです! 

世代を超えて同じチームとしてプレーできるのもPBallの最大の魅力の一つですね。

Aya


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