自宅軟禁中だから作れたピックルボールパロディー・ソング:ピックルボール21

アメリカのほとんどの州では自宅軟禁辞令が出され、市民は必要のない外出はできない状態です。ピックルボールは、こちらでは60歳以上のプレイヤーが多いこともあり、もう真っ先にピックルボールコートはクローズされ、コートの入り口には鍵付きチェーンがかけられています。この生活も5周目に入り、閑散とした街、自宅で1日24時間過ごす生活にも人々は慣れてきました。 (行動の)自由はないけど、代わりにあるのはたくさんの時間です。

そこでピックルボール・プレイヤーたちは、上のようなこんな楽しい動画を作ってくれました。ホイットニー・ヒューストンの”I Wanna Dance With Somebody”のパロディーで “I Wanna DINK With Somebody” という曲です。
Dinkとは勿論ピックルボール用語で”キッチンにポトンとボールを落とし合うピックルボール独特の動きのこと。ピックルボールと言えば、”Dink(ディンク)”です。

この動画は本当に良くできていると思います。まず、すごくたくさんの人たちがこの動画作成に楽しんで協力しているのが見て明らかですね。一体何人の人が登場しているのでしょう? お子さんのいる家庭では、学校も職場も休みで家族揃って1日中家に居るのだから、みんな暇を持て余していてこの動画の一部に参加するのはちょっとした楽しい家族のイベントになったかもしれません。そんな様子も伝わってきます。

「レディース&ジェントルマン。ピックルボールはキャンセルになりました。この先の告知が出るまでは自宅にこもって下さい。」というテレビのアナウンスから動画は始まります。そこからは次々と老若何女のプレイヤーたちが登場します。英語が分からなくても十分楽しめ、明るい気分にさせてくれるビデオです。

パロディーの替え歌を歌っている女性の歌もすっごく上手いですね。こんな動画を作る時間があるのも、Quarantine(自宅軟禁生活)ならではという気がします。

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