カーボンファイバーのエッジ・プロテクション:ピックルボール97 Carbon Fiber Paddle Protection

いつもの前置き

こんにちは。マウイとカリフォルニアを行ったり来たりしているAyaです。

今はマウイにいます。今日からアイボーの娘やその仲間がカリフォルニアにやってくるので賑やかになります。
先日ネイルサロンで偶然知り合った男性と仲良くなり(こちらでは男性も手足のお手入れでよくネイルサロンに来ます。)さらに偶然私とアイボーとその男性のご夫妻が同じ寿司屋を同じ日の同じ時間に予約してたので4人カウンターに並んで話が盛り上がりました。この夫妻は広いプライベートの敷地に4世帯で住んでいてプライベートのテニス兼ピックルボールコートを所有。寿司の翌朝私とアイボーはここに招待されてPBallを楽しみました。そのご夫妻は1960年代半ばにPBallが誕生した時のオリジナルのパドルのレプリカを4本所有(パドルは1本2本と数えるのでしょうか???)。上の写真がその木製パドル。 グリップ部分がやけに重いです! しかしボールを打つと今時のグラファイトやポリカーボネート、ノーメックスやアルミニウム、ポリプロピレン製と違って、打った感じがとてもソフトで打音がすごく静かでした。でも現在の競技会とかではちょっとパワーもスピードも合成素材に敵わないかと思います。

使っていればいずれ傷んでくるエッジ

日本だと多くのピックルボール・コートは体育館みたいな屋内ですよね。しかしアメリカでは屋外コートが圧倒的です。屋外コートの表面は一般にはコンクリートかアスファルトに特殊プラスチックなどで表面をなめしたものなどでできています。なのでパドルで地面をこすってしまうと屋内よりもパドルのエッジ(端)を傷つけ易いのです。だから通常は屋外プレーヤーのパドル寿命は屋内プレーヤーのそれより短いようです。

上の写真はアイボー父のパドル2本。数年間使ってるそうですが、かなりボロっています。別にお金に困っているわけでもケチなわけでもなく、家にはパドルが他にも10個くらいあるのにやはり誰にでも”1番のお気に入り”があるようで、アイボー父には特に白のパドルが一番のお気に入りだそう。父は重くしたくて鉛入りのテープをパドルの周りに貼っています。皆さんにも「やっぱこのパドルじゃなきゃダメなんだよなー」という1本がきっとあるかと思います。アイボー父は79歳ですが、彼の年代クラスの4.0~4.5レベル・プレーヤーです。

アイボー父。この写真は去年撮ったから78歳の時ですが、言わなければ78歳とは思えないアスレチックなおじいちゃんです。


私の最近のお気に入りはGEARBOXブランドのパドルです。

上の写真の2本です。実はどちらも私は”突然もらっちゃった”というなんともラッキーなシチュエーションで入手しちゃった物。
左の1番は4.5 レベルの知り合いから「自分には合わないからあげる」と言って譲って戴いた物。そしてちょうど新しいパドルを物色中のアイボーがそのパドルを試して「結構使い易いが自分用はもっと重いパドルがいい」と言って同じブランドのパドルで20g重いバージョンを買いました。 ところがいざ使い出したら全然調子悪くて「こんなの要らないや。Ayaにあげるよ。GEAREBOXが気に入ってるんだからこれも使いなさいよ」と言ってくれたのです。というわけで予期せずGEARBOXが2本手に入った訳ですが、今ではこの2本が1番のお気に入りです。通常, 男性やパワーショットをたくさん打つ女性とプレーする時は重い241gの方、それ以外は221gの方を使用しています。たった20gの差だけど何ゲームもやってると僅かな重さの違いが結構プレーに反映したりします。
このパドルは他のブランドパドルと違って、パドルの面とグリップが1つのパーツでできている事や、他のパドルよりスイートスポットが広いとか打音が比較的静かとかといった特徴があるようですが、プレーヤーにとってはどんな理屈があろうとも”使い易いかそうでないか”で全てが決まるかと思います。で、私はこの2本ともとても使い易いと思いました。

しかし、このパドルは他のパドルのようにパドル面の周囲がビニールやゴムのテープでプロテクト(保護)されていません。なので私はこのパドルたちにプロテクションをつけてあげることにしました。

カーボンファイバー・テープ

パドルのエッジ用テープというと通常上の写真みたいにブランド名が印刷されています。私はこういうブランド名の入ってないクールなテープでエッジを飾りたいなと思いました。また、一般的な素材は上の写真のようなゴムやプラスチック製などです。で、私は色々考えて思いついたのが、車のデザインなどに使用するカーボンファイバーシートです。カーボンファイバーはパドルにもよく使われますね。

上の数枚の写真は車に使用したカーボンファイバーです。軽量でしかも丈夫だからフェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニといったスーパーカーなどにもカーボンファイバーが使いまくりです。
このカーボンファイバーはシート状から数センチ幅のテープタイプまで様々なものがあります。

上の写真が私が購入したドライ・カーボンファイバーのテープです。これは誰に聞いたわけでもなく、車関係のパーツをオンラインで探していた時シート状のカーボンファイバーを見て突然「これPBallのパドルに使えないかな?」と思い立ったものです。なので実際にパドルに役に立つものなのか全然自信ありませんでした。

Amazonで、0.5インチ=1.27cm幅のを購入。日本円で約890円なり。これをパドルの側面に貼って行きますが、このアマゾンの商品ページの動画が非常にわかり易くどのように使用するかを見せています。
PBallパドルの場合、必要なものは以下の3点だけ。

ヘアドライヤーとカーボンファイバーテープそしてパドル。
テープをパドルの側面に当ててヘアドライヤーでテープに熱を与えると、テープは膨張してビヨ〜ンと伸びて行き、同時に粘着力が増します。伸び過ぎないよう気を付けながら少しずつテープをパドル側面に貼って行きます。私はパドルの根元(?)から3cmくらいのところから貼り始めました。残念ながら貼っている工程を写真や動画に撮り忘れてしまった、ので貼ってる途中の映像画像は無しです。すみません。

カーボン・ファイバー・エッジ・プロテクション完成!

じゃじゃじゃ〜〜ん!

ブランド名とかが入ってなくて黒で僅かに光沢があり予想通りかなりクールな感じで私はすっかり満足! 心配していたテープの幅もこの薄めのパドルにはちょうどぴったりサイズでした。 おまけのポイントとしては、コートで同じパドルを持ってる人が意外と多くいて他人のパドルと間違えることとかたまにあるけど、これなら他人パドルとの区別がつきます。

このテープの強度はいかに!?


上はグリーン文字(軽い方)のパドルを2ヶ月ほど使ってみたところの写真です。エッジ部分が何度か地面とこすられて”擦り傷”が。よーく見ると擦りむけて皮がちょっと剥け始めたという感じですが、パドル本体は傷ついていません。これはちゃんとプロテクションとしての役割をしっかり果たしてくれているという結論に行きつきました。ブルー文字の重めのパドルは、このテープを貼って2〜3回使用した程度の状態です。なのでまだほとんど無傷。そしてテープがボロボロになってきたら剥がすのも簡単でセロテープみたいに粘着液?がべったりくっつくこともないようです。なのでまた新しいカーボンファイバーテープに張り替えれば良いのです。
というわけでこのアイデア、屋外で使用する方には特にお勧めです。

Aya

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