アメリカでシシャモとシシトウ

香港に住んでいた時も、イギリスに住んでいた時も、ニューヨークに住んでいた時も、カリフォルニアに引っ越した時も〜この20数年間ほとんど生の魚介類を買ったことはありませんでした。どこも、お魚屋さんの鮮度に信頼が持てなかったからです。海外の多くのお魚屋さんはお魚を、車がバンバン通る道端の屋台みたいなとこで売っていたり、何日前に獲ったか分からないような、目の濁ったお魚が並んでいたり、、、、どうも衛生的にも鮮度でも怪しい感じがしてたのです。

それが、ここ数年前に見つけたファーマーズ・マーケットに出店する一軒のお魚屋さんのおかげで私のお魚料理生活が目覚めました。メキシコ人家族が毎週末のファーマーズ・マーケット(朝市)に出すお魚は、日本の築地レベルに新鮮なのです。鮭やマグロはもちろんお刺身でも最高に美味しいです。(アメリカでお刺身にできるほど新鮮なお魚を売っているところは少ない)

今回朝一に行ったらこのお店で、珍しくシシャモが置いてありました。 
シシャモーーーーッッ!!!!!

この店のサーモンは油が乗っていてクリーミーで甘く、本当に美味しい!
皮をむいて漬けの準備。写真右上の白いのがそぎ終わった皮。

体が銀色に艶々と光り目の周りもハッキリと、ひと目で新鮮さがわかります。これは買うしかないなと思って、いつものサーモンの他にシシャモも購入。しかし、家には日本のようなお魚の焼き網がありません。そこで出してきたのが、BBQグリルとかに直接載せられる重たい鉄製のフライパン”スキレット”。 シシャモを軽く洗って水気を取り、塩少々と片栗粉を少々まぶして下ごしらえは完了。このシシャモは卵がなかったのでオスかな。
スキレットをレンジにかけて温め、スプレーオイルでスキレット表面に薄く油を引きます。

スキレットは底が波型のタイプなので焦げ目が線状につきます。

朝市でシシトウも買ったので、これもサッと炒めて塩少々とお醤油を数滴たらし、鰹節を載せてシシャモと一緒にお皿に盛って出来上がり! ししゃもはふわふわに柔らかく、ちょっとばかり形崩れしてしまったけど、お味は淡白で美味しい! シシトウは、個人的には房付きの丸のまま料理したいのだけど、アイボーが辛いの苦手で、すごく辛いのが1個でもあると食べてくれないため、1個1個フサを切って味見て辛いものを退けて調理しなければなりません。

シシャモの他に、サーモンのヅケを作りました。サーモンをダイス切りし、醤油、みりん、酒、米酢数滴を混ぜたタレをジップロックに入れて数時間置きます。ジップロックはなるべく空気を入れずに真空パック状態にすると満遍なくマリネできます。

サケをマリネしている間にロメイン・レタスの葉の部分とさらし白玉ねぎをお皿に盛っておきます。最後に料理の上に乗せるネギ(日本でいうワケギ)も切っておきます。

サーモンが適度に浸かったらサラダの上に盛り付ける。ごま油とみりん少々とポン酢醤油少々を混ぜたドレッシングを上から回し掛け(かけ過ぎないこと)最後にネギを散らしてサーモン漬けサラダの出来上がり!

今回のお料理はどれもあっさりしていて美味しかったです。

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